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Applied Spectroscopy Lab/ Sanekata Lab
応用分光学研究室/實方研究室

東京工芸大学工学部 電気電子コース/電子機械学科
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学生実験用宇宙船スプレッドシート号・発進!

4月はじめにオンライン授業の実施が決定されて以来、ふた月弱の間準備を重ねてきた今週の工学基礎実験が、自分が主担当を務める実験テーマでした。 大学には入学したものの未だ厚木キャンパスにも来たこともない、互いに対面したこともない今年の新入生に、どのように「大学生になったことを実感」し、「実験を体験」してもらうか、 正直、頭をかかえてしまいました。自分の担当する「単振り子を用いた重力加速度の測定」という実験は、自分自身も大学1年生のときにボルダー振り子を用いて重力加速度を求めましたし、 いつの時代でもどこの大学でもよくあるごくごくありふれた教養物理学実験のテーマのひとつであります。しかし、オンラインすなわち遠隔指導で、かつ120名もの多人数を、 回線の中で一斉にコントロールし、授業を、しかも実施を放棄した大学も数多いといわれる中での実験授業を成立させるというのは、オンライン会議というものをコロナ禍になるまで未経験だった者にとって、 またこれまでの対面式の教育方法論にどっぷり浸かってきた者にとって、まさに「無から有を生む」ほどの発想の転換を迫られるほどの難事業であると思えました。 途方に暮れ、何週間ものあいだ何ら構想すらまとらず、ただ刻々と時間が行き過ぎるのに、大きな焦りを覚えました。 そんなとき、日々、教務課や就職課からデータ入力を依頼されるGoogle社スプレッドシートを利用した表計算シートにデータを入力していて、ふとおもしろい発想が頭に浮かんできました。 当大学では、昨年度よりGoogle社のG Suite(G Suite for Education)を導入し、事務・教学ほぼすべてにおいてデータや資料のクラウド共有化が促進されました。 そしてまた、まるでこの時期を図ったかのように今年度より新入生のノートPC必携化にともない学生もまた教職員同様にG Suiteの情報環境で学ぶこととなっていました。 G Suiteの中の一つであるスプレッドシートは、Microsoft社のエクセルと機能的にはほぼ同じといえるような表計算ソフトウェアです。 しかし、スプレッドシートとエクセルには、両社の開発思想に関わる大きな操作上・機能上の違いが2つあります。 スプレッドシートがエクセルと大きく異なる点は、1つは自動保存機能、そして2つ目は多人数でも可能な共有編集機能です。 エクセルに慣れ親しんだ者が、必ず「え、自分で保存しなくてもいいんだ?!」と一度は戸惑うスプレッドシート(G Suiteソフトウェア全般の)あるあるのひとつでもあります。 ここまで読んでくださった勘のいい方でしたら、私の思いつきがなんであったのか既にお察しのことと思います。 そうです、2つ目の共有編集作業の利用により、「教員と受講者が同時に1枚のスプレッドシート上に入室し、 実験結果のデータ入力・計算・解析をリアルタイムでモニターしながらに同時に一斉実験を運用できるのでは?!」に思い至ったということであります。 少し大げさですが、まさに「オー、マイガッ!」の瞬間でした(笑)。 GW中に徹夜しながら動画を撮影したりしているときは、まだここまでの着想には至っておらず、ただぼんやりと「計測写真や動画を見せて、解析してもらえばどうにかなるかな」って思ってたくらいですから、 2週間前にこのスプレッドシートの着想を得てからは一気に方針も固まり、準備に取り掛かることとなりました。 とはいえ、着想は得られたものの事務から送られてくるスプレッドシートにデータを記入するだけで、それまで自らはスプレッドシートを「空白」から開いたことすらなかったというのが実のところでした (自分で表計算シートを起こすときは相変わらずエクセルユーザーのままでしたから。汗)。 恐る恐るスプレッドシートを「空白」から開きテストシートを作り、研究室の院生西田君と中込君にお願いして、スプレッドシートの共有編集を3名で試してみたのです。 そうしたら、色の違いで入室者を識別する西田君と中込君のセル枠が、ひょこひょこひょこっとスプレッドシート上をお散歩してるじゃないですか! それはまさしく、2度目の「オー、マイガッ!」の瞬間でした(笑)。 急いで、学生実験で使う試運転用のスプレッドシートを用意し、Googleクラスルームにアップし、工学基礎実験(一斉実験)担当の先生、TA4名総勢10名(「工学基礎実験(一斉実験+ローテーション実験)」とは、 情報を除く工学部全コースから総勢20名の教員が関わる実験リテラシーの習得を目的とした実験授業であります)にお願いし、試運転と動作の検証に取り掛かりました。 みなさんの意見を取り入れ、リリースとなる25日(月)の前夜24日(日)には「行けそうかな」、「明日やってみましょう!」ということで、 学生を搭乗者に重力加速度探査というミッションを行うための宇宙船スプレッドシート号は完成し、翌朝1時限目に「発進!」予定とあいなった訳です。 しかし、この決断の中には、1点の大きな賭けが含まれていました。 それは、「スプレッドシートは、一体何名まで同時に共用編集が可能なのか?」、「受講者、教員、TAを含め少し余裕を持たせて130名で動くのだろうか?」という授業成立の根幹をも揺るがす未知の大問題でありました。 「行けるんじゃないかな」、「操作は重たくなるけど行けるかも」という印象はあるものの、誰も(すくなくとも工芸大では)経験のない未曾有の類のことでありました。 そして、とうとうはじめてオンラインで運用する朝を迎えてしまった訳です。 この回の授業では、実はもう一つの試みへの見極めが、託されていました。 オンライン工学基礎実験は、G Suiteの中のMeet(ビデオ会議ソフトウェア)を用いて双方向型授業を可能とするテレカンを教室(Meet教室と称す)にみたてて、 Googleクラスルームを介して事前配信されるPDFのテキスト資料、MP4の動画資料、 テストや理解度確認のためのGoogleフォーム等を参照しながら授業が進められていきます(教育における近未来化は日々加速しています)。 Meet教室の中では、画像、音声やチャットによりコミュニケーションを図ることがことが可能です。 しかし、基本的にはスピーカーとなる教師役は、1Meet教室あたり1人でなくては音声の混線を免れません。 そこで、工学基礎実験を共同運用する越地先生より、Meet教室3分割案がご提案されました。 その1週間前に、Meet教室間の移動を試みましたが、回線の負荷の問題およびMeetの人数制限により、1回目のチャレンジは上手くいきませんでした。 そこで、今回はリベンジをかけて分割&時間差ログイン方式を取って敢行してみることとしました。 120名を3分割して、40名をひとグループとして、ひとグループずつ別のMeet教室に移動して移動の完了をみて、次のグループを順次移動させるという方式です。 実際、この手法は功を奏し、無事に120名を40名×3Meet教室に移動させることに成功しました。 さて、次なる大一番は、スプレッドシート号への搭乗です。 各Meet教室の先生から「スタンバイOK」の連絡を頂き「ラジャー」と答え(←話作ってます)、3つのMeet教室にいる学生のスプレッドシート号への搭乗作業に入りました。 ここでも回線への負荷を考慮し、慎重を期して各Meet教室ごとに段階的にスプレッドシートに搭乗してもらいました。搭乗を開始すると、 第1教室の搭乗が無事に済み、次の第2教室の搭乗もOK?、ただし「おや、少し重いぞ?」、では最後の第3教室の搭乗、そしてここでついに 「搭乗できません」、「搭乗できません」、「搭乗できません」、「搭乗できません」・・・のアラートが鳴りっぱなしの状態に・・・、ついに「パンクか!」。 そしてそれはまさに、3度目の「オー、マイガッ!」の瞬間でした(笑)。 そうです、学生120名の搭乗を試みたスプレッドシード号母船計画は、授業内にことも無惨に潰えてしまいました。 しかし、長年オムニバス講義「現代社会と人」で「(井上雄彦さんのまんが)スラムダンクの読み方」をレクチャーしてきた自分がここであきらめたら 「やーい、スラムダンク読みのスラムダンク知らず」とこれまで講義を聴いてくれた多くの学生・卒業生たちから揶揄されてしまうではありませんか。 「あきらめたら、そこでゲーム終了ですよ(安西監督)」、「おう、おれは三井、あきらめの悪い男」・・・みたいな。 まだまだあきらめられませんよ! そうなることも予想して母船には、予めシールド隔壁を2枚、すなわち母船を3つに分割できるように準備しておりました。 この伏線作戦の実行により母船の隔壁を降ろし、3分割されたスプレッドシード号子機に学生・教員・TA約40〜50名を無事に搭乗させることが達成できました。 初回時こそ30分のロスタイムがあり、途中何度も冷や汗を掻かされたもののスプレッドシード号子機の発進に至ってからはまずまず順調で、 各々のMeet教室で、各々の重力加速度探索のミッションが一斉に開始される運びとなりました。 実験では、糸やおもりの直径を用意していた写真画像から目盛を自ら読み取ってもらい、また用意していた振り子の実験動画を見てもらうことで、 各自で用意したスマホのストップウォッチアプリを用いてスプリットタイム・ラップタイムを自ら計測し、 測定データを自分の学生番号の割り当てられたワーキング列に入力していきます。それらのデータをもとに各ステップに応じた計算を行う、という感じでこのオンライン実験は進みます。 下の写真(Meetの共有画面に映るスプレッドシート号のスクリーンショット)で示したように、スプレッドシート号では同じシートに搭乗した40名すべての進行状況を教員・TAすべてで情報共有することができます(写真よりも、もっとシートを縮小すれば、ですが)。 計算作業が進まず困っている学生のセルのところに自分のカラー枠を持っていき、そこでチャットや音声を通じて個別指導をすることも可能であるということです。


Meet教室全体の状況を、まるで実際の教室で対面しているときのように(あるいはそれ以上)に把握することができ、 まるで何か特別な空間を共有しているような錯覚と臨場感を覚えることになろうとは、 多人数での同時共有編集作業というのを実際に体験してみるまでは考えにも及ばないことでした。 この感覚を、一緒に担当してくださった先生方は、 「スリリングでした」、「アトラクションみたいですね」、「オンライン空間で学生との一体感があった」と表現してくださっています。 オンライン授業ならではの新たな感覚の芽生えなのかもしれません。 学生たちが計算の駒(セル)を進め作業行71行目となるゴール地点「重力加速度の測定平均値(赤い行)」へと刻々と迫りくる様は、 見たこともない圧巻な眺めでもあり、また今まで体験したことのないような何かうまく表現できない新感覚であったことは確かです。 さらに一方で、オンライン授業になってよく耳にするのが、「学生のやる気が感じられる」とか「学生がすごくまじめに授業を受けてくれる」という多くの教員が感じる肌感覚です。 それが、オンライン授業の効用なのか、コロナ禍による学生の勉学への自覚の現れなのか、どのようなファクターが効いているのか今後の展開がとても楽しみでもあります。 期せずしてコロナ禍が、教育の新たな扉を(不意打ちに近い感じで不用意に)ポンと開け放ってしまったこと、 しかし、扉の向こう側を恐る恐る覗いてみたら、今まで誰も見たこともない、経験したこともないような風景がそこに広がっているかもしれない、 ということだけは今回の経験を通じて分かりました。 これまで幾多の困難を乗り越えてきた強かな人類は、社会システムそれ自体に対しても、 このコロナ禍を逆手にとってピンチをチャンスへと転換するスタンバイ状態に既に入っているのかもしれません。 その中でも教育に関していえば、国づくりにとって「教育は国家百年の大計」と言われます。 100年後を見据えて人材育成を見誤らないように、そこに息の長い視点や見識が必要だということです。 もしかしたら今この時点で、グーテンベルクの活版印刷の大発明ともない本や教科書の量産が中世ヨーロッパの大学を中心に教育・学問の現場に大変革をもたらしたとき以来の、 あるいはそれをも凌駕するくらいのとてつもなく大きな変革・潮流・教育方法論的転回・パラダイムシフトが立ち起ころうとしている、まさにそのへりっぺりに自分は立たされているのかもしれない、と感じざるを得ません。 こののち100年、この潮流はどのような大きなうねりとなって世界に変化をもたらすのか、変化を受け入れる覚悟を持ちつつ楽しみにしたいと思います(自分はその変革に立ち会えるとしても、残念ながらせいぜい四半世紀がいいところですが・・・)。 また、そもそも東京工芸大学は、プリンテッドマター(写真とその印刷物)を対象とする国内初の専門教育研究機関として約100年前の大正期に発足し、 現在はデジタルコンテンツを対象とする高度情報教育研究機関として変貌を遂げています。 そう考えると、創立100年の東京工芸大学が歩んできた道程にまるでリンクするかのような、 このコロナ禍をきっかけとして加速的に進化が予想される教育環境・教育方法におけるプリンテッドマターからデジタルコンテンツへの大転換の潮流においても、 満を持したかのように次の100年に向け本学はさらに進化し続けていくのだろうと思われます(今後どのように変貌を遂げるのか、それもまたひとつの楽しみでもあります)。 それはともかく、この一週間を終えるまではとにかく大変でした。少し大げさですが今年1年間分のエネルギーを丸々使い果たしてしまったのではなかろうか、と思われるほどの疲れはありました。 しかし終わってみると、ひやひやさせられ大変は大変だったけれど、120名/回×4回/週=計480名/週の学生を搭乗させた スプレッドシート号によるオンライン学生実験をどうにかこうにかソフトランディング(軟着陸)させることができた安堵感とともに、 「なんか楽しかったな」、「おもしろい経験をさせてもらったな」と一日経ってじんわり思う次第であります。 そして最後となりますが、何よりも一緒に運営してくださった先生方・TAの院生方、そして慣れない作業で大変だったろうけど授業に一生懸命取り組んでくれた学生に感謝いたします。 このミッションの完遂は、携わってくださった皆さま全員のご協力の賜物以外の何ものでもございません。本当に、ありがとうございました! 工学基礎実験はまだ始まったばかりです。これからまだまだ楽しい実験がみんなを待っていますので、楽しみにしていてください!

(2020年5月30日記)

2020年度スタートと新型コロナウイルス(第5報)

今週の月曜日、ついに政府から全国緊急事態宣言の全面解除が発出されました。 それに先立つこと、5月11日(月)の朝が、その前の週と朝の道路交通事情が明らかに異なっていたことを明確に覚えています (オンラインで行う学生実験の準備は、さすがにテレワークではできないこともあり、その準備ため毎日大学に車で通勤しておりました)。 予定されていた5月14日の政府の発表で「いよいよ緊急事態宣言が解除されるのでは!」という期待感から、 厚木市民・厚木市生活圏内の人々の活動量が一気に増大し、 その月曜の朝の通勤ラッシュはコロナ以前とほぼ同じ様相を呈したものと考えられます。 いつも朝に利用しているコンビニも、前の週までガラガラだったのに駐車場が一杯で車を停めることすらできなかったので、 このときに感じた大きな違和感のため、その日の朝のことはことのほかよく覚えています。 そんな「あれ、緊急事態宣言どこに行っちゃたの?」という違和感を感じた5月11日の朝から丁度2週目が、今週に当たります。 東京と厚木(厚木は東名自動車道と国道246号で都内に直結している街です)の差はありますが、 全面解除の25日(月)を境に、再びわずかながら上昇トレンドに入っているような気がするのは、自分だけなのでしょうか? そんな中、東京工芸大学は在学生・教職員一同の身の安全を最優先し、前期期間中の教室で行われる授業を全てオンラインで行うことを英断し、 本日づけで在学生に告知を行いました。 在職者がいうのは少々おかしなことではありますが、私自身は誠に懸命な措置であると心より思っております。 その分、教員としては、たとえオンライン授業であっても対面授業と遜色のないよう配信するコンテンツの充実に、 より一層腐心しなくてはならないな、と微力ではありますが身の引き締まる思いで臨む所存にございます。


月日(曜):これまでの措置
3月28日(土):東京都・近隣県外出自粛要請
4月8日(水):7都府県緊急事態宣言発出
4月9日(木):東京都緊急事態措置発出
4月17日(金):全国緊急事態宣言発出
5月4日(月):全国緊急事態宣言延長
5月6日(水):全国緊急事態宣言当初期限
5月14日(木):39県緊急事態宣言解除
5月25日(木):全国緊急事態宣言全面解除

昔どこかで、「日本史や世界史を中学校に入ってから学ぶ理由として、 小学生にはまだ、長尺の時間スパンで世の中を捉え、意味づけることができないから」と読んだのか、聞いたことがあります。 本来、清濁併せ呑んだような姿をした歴史を、単に年号や出来事、歴史上の人物を覚えるだけの暗記物と捉えるのであれば小学生にも勉強することは可能です。 しかし、歴史を学ぶことの真髄精髄は、国と国の関係性や人々の(生活・経済・信条・信念・信仰・宗教などを源とした)営みが 出来事にどのように、そして何を要因として史実としてのストーリーに帰着したのかを意味づけすることにあります(あると思うのです)。 ペストであれスペイン風邪であれ、これまで幾度となく人類を窮地に立たせた大きな疫病と人類の闘いから「歴史」を学ぶのであれば、 必ず訪れるであろう第2波の猛威をいかに最小限に抑えるべきかを優先しなくてはならないのは自明であります。 しかし、人が生を欲するところに経済という人の営みがあり、これの優先もまた人の何たるかの本性に能うものでもあります。 人類は歴史を紡ぎ、個は歴史を知り、そして歴史から多くのものを学ぶ姿勢をもつ、 されど総として、そこに経済や宗教などの人の営みのファクターが加わると、 未だこの世界から紛争や戦争などの禍が絶えることなく繰り返されてしまっていることもまた紛れもない「歴史」の真実であります。 理知的に「歴史」を学び、禍の歴史を繰り返さず、幸の歴史のみを繰り返すことができれば、どんなにすばらしいことでしょう。 優れた個人の歴史観に敬意を表し、例えば司馬遼太郎氏一流の捉え方として司馬史観などと「史観」という言葉が使われていますが、 そこからさらに一歩進めて歴史から学ぶことをより積極的に行動に生かし、人や人類の益とし、行動規範とするような言葉を自分は知りません(浅学な自分の造語ですが例えば「史益」や「史範」のような)。 もしかしたら今まさに、世界は「史観」に行動を添え、「史益(史範)をどうするの」って鼻先に突きつけられているような気がしてなりません。 コロナ禍において、人類は格言「歴史は繰り返す」の軍門に下ってしまうのでしょうか、 それとも第2波を難なく跳ね退け、新たな「歴史」を学び知る者として人類は次なるスクールへの進学を許される資格を手にすることができるのでしょうか・・・。

(2020年5月28日記)

オンライン学生実験のための動画撮影

この新年度、新型コロナウイルス感染予防のための緊急事態宣言の発出により、学生がキャンパスに来て授業を受講できない事態となっています。 授業をなす講義だけでなく、実験・実習もまた対面授業を避けて、オンラインによって授業を成立させられるよう大学からは各教員に要請がなされています。 目下、自分も来週月曜日のオンライン授業開始に向け、講義・実験の配信資料の作成に鋭意努めております。 先週末、研究室にあったスポーツ撮影用の「GoPro HERO3」というカメラを用いて、急遽あり合わせの機器で簡易撮影スタジオを作って、 1年生のための「工学基礎実験」で自分が担当する「単振り子を用いた重力加速度の測定実験」の動画撮影を敢行いたしました。 監督・脚本・主演・小道具・照明係・モニター係を、「密」を避けるためとはいえ、すべて一人での自作自演撮影が、 初めての経験だったこともあり、いかに神経を使うものであるのか体験してはじめてその難しさを実感しました(「俳優さんや映画監督さんってすごいな!」と)。 失敗を重ねることテイク15でようやく監督(自分ですが。笑)からOKを出してもらいましたが(セッティングが全て整い夕方から撮影に入り、 テイク15でようやく撮影の出を迎えた時は、翌日の朝日まで出迎えてくれちゃいました)、 セリフ原稿を用意していたものの、 アクションとセリフのタイミングを自然にリンクさせながら演じることの、いかに難しいことか! 活舌の悪さ、繰り返し、噛み、パーフェクトを目指すには、時間がいくらあっても足りず、講義の配信資料作成も同時進行で進めなくてはならない今、 素人感丸出しであっても、多少笑いの要素を残しつつ、ここは孫子の「巧遅は拙速に如かず」という格言を都合のいいように引用させて頂き、 ある程度の出来を持って、自身初となる20分間のショートムービーの完成とさせて頂きました。
5月25日から始まる週の第3回目の工学基礎実験にて封切公開となりますので、「重力加速度」のショートムービーを楽しみしていてください!


(2020年5月4日記)

2020年度スタートと新型コロナウイルス(第4報)

今週、政府から全国緊急事態宣言の期間延長が発出されました。 東京都の日別陽性患者数も、一時に比べるとかなり少なくなってきているような気がします(グラフの黄色部分の面積がマイナスに大きく出ています)。 これはひとえに、我慢強く、まじめで律儀な国民性に根ざした「3密回避」と「外出自粛」の効果の顕著な表れに他ならないと思うのです。 しかし、無症状症の感染者数(潜在的感染者数)の把握が確かでない今(口でいうのは容易ですが、検査の充実による科学的データに基づく紐づけが急務かと)、行動規制が一気に緩めば、大きな第2波の襲来を余儀なくするものと危惧します。 東京よりひと足早く感染拡大を経験した北海道の日毎陽性患者数のデータをみると、 現在、北海道が3月初旬を中心とした第1波のおよそ4倍程度の第2波のただ中にあることが分かります。 それを東京に当てはめると、これまでの最大数200人/日×4=800人/日とかいう、「オーバーシュート、医療崩壊へまっしぐら」を想像させるとても怖い数字が見えてきます。 スペイン風邪のときのように、第1波をやり過ごせたという人々の安堵感にともなう「気の緩み」が、第2波という甚大な感染爆発をもたらしたことを常に念頭においておかなければなりません(前回記した「残心の理」を、くれぐれもお忘れなきよう)。 「どうか、第2波という人々の気の緩みが招く一種の人災を回避できますように」と祈りにも似た気持ちで「今少し今少しの辛抱」と自分に言い聞かせながら、まだまだ自分も行動抑制を心がけて行きたいと思います。 みなさんも、一緒にがんばりましょう!


月日、東京都報告値、試算値(3/30)〔試算値(4/19)〕
5月1日(金)、165人、286人〔64人
5月2日(土)、160人、275人〔55人
5月3日(日)、91人、264人〔47人
5月4日(月)、87人、252人〔40人〕:全国緊急事態宣言の延長発出(5/31まで)
5月5日(火)、58人、239人〔34人
5月6日(水)、38、225人〔28人〕:全国緊急事態宣言の当初期限
5月7日(木)、23人、212人〔23人
5月8日(金)、39人、198人〔19人
5月9日(土)、36人、184人〔15人
5月10日(日)、?人(22人)、170人〔12人
5月11日(月)、?人(15人)、157人〔10人
5月12日(火)、?人(28人)、144人〔8人
5月13日(水)、?人(10人)、131人〔6人
5月14日(木)、?人(30人)、119人〔5人〕:全国緊急事態宣言の延長期間言及予定 → 39県対象に解除
5月15日(金)、?人(5人)、107人〔4人〕:ついに一桁に!(ただし、油断は禁物かと・・・)
5月16日(土)、?人(14人)、96人〔3人
5月17日(日)、?人(5人)、86人〔2人
              以上

(2020年5月9日記)

2020年度スタートと新型コロナウイルス(第3報)

今週、政府から全国に拡大して緊急事態宣言が発出されました。 東京都の日別陽性患者数は、3月28日(土)、29日(月)の都の週末外出自粛要請から2週間を経て、 また3密回避の浸透等によって徐々に新規感染者の発生が抑えられてきているのでしょうか(そう思いたい!)、 今週は当初の試算値との差(図中の黄色棒グラフ)が大きくマイナスの値を示しているのが分かります。 厚生労働省クラスター対策班の戦略的指導方針、緊急事態宣言、外出自粛が三位一体となって、 このまま日々の新型コロナウィルス新規感染者数がプラトー(台状上げどまり)を呈するか、下降領域に入って欲しいと願うばかりです。 新型コロナウイルス感染の下火への強い期待を込めて、本日さらに一つの試算結果をグラフを追加させて頂きました(一番低い山の赤色鎖線の曲線)。


月日、東京都報告値、試算値(3/30)〔試算値(4/9),(4/19)〕
3月28日(土)、63人、52人:東京都・近隣県週末外出自粛要請
3月29日(日)、68人、59人
3月30日(月)、13人、68人
3月31日(火)、78人、77人
4月1日(水)、66人、86人
4月2日(木)、97人、96人〔79人〕
4月3日(金)、89人、107人〔87人
4月4日(土)、116人、119人〔95人〕
4月5日(日)、143人、131人〔103人〕
4月6日(月)、83人、144人〔112人
4月7日(火)、79人、157人〔120人
4月8日(水)、144人、170人〔130人〕:7都府県緊急事態宣言
4月9日(木)、178人、184人〔140人〕:東京都緊急事態措置
4月10日(金)、189人、198人〔150人〕
4月11日(土)、197人、212人〔160人,186人〕:東京都外出自粛要請より2週間経過
4月12日(日)、166人、225人〔170人,192人〕
4月13日(月)、91人、239人〔180人,196人〕
4月14日(火)、161人、252人〔189人,199人〕
4月15日(水)、127人、264人〔199人,200人〕
4月16日(木)、149人、275人〔209人,199人
4月17日(金)、201人、286人〔218人,196人〕:全国緊急事態宣言
4月18日(土)、181人、295人〔227人,192人
4月19日(日)、107人、304人〔235人,186人
4月20日(月)、?人(102人)、311人〔243人,179人
4月21日(火)、?人(123人)、316人〔251人,170人
4月22日(水)、?人(132人)、320人〔257人,161人〕:7都府県緊急事態宣言より2週間経過
4月23日(木)、?人(134人)、323人〔263人,150人
4月24日(金)、?人(161人)、322人〔268人,140人
4月25日(土)、?人(103人)、320人〔272人,128人
4月26日(日)、?人(72人)、316人〔276人,117人
4月27日(月)、?人(39人)、311人〔278人,94人
4月28日(火)、?人(112人)、304人〔280人,84人
4月29日(水)、?人(47人)、295人〔278人,74人
4月30日(木)、?人(46人)、286人〔276人,64人

外出自粛とは、口でいうほど容易いものではないと日々痛感しています。 これまでの生活習慣を意識的に脱却すること、自制心を持って意識と行動の変容を短期間でなし遂げること、 まさに「自分がどれだけストイックになれるか」を日々試されているのだと思います。 この自制的な行動抑制は、感染が下降局面に入ったときにこそ、より一層重要な課題になるものと考えられます。 前世紀初頭に感染爆発を起こしたスペイン風邪では、第一波より、第二波においてより多くの(第二波では特に若者の)感染死亡者を出した、とのことです。 歴史は、第一波の沈静化のあとの一時の安堵感が生む「油断」の陰に、真の大敵(大鎌を抱えた黒いローブ姿の死神)が潜んでいることを我々に教えてくれます。 私は、なまくらながら剣道を学んでいます。剣道も含め武道を学ぶ真の目的は、「振り上げた戈(ほこ)」を「止める(おさめる)」という「武」の字義が表すとおり、 「戦わずして、生きのびる」ことを最高理想の術として学ぶことにあります。したがって、武道とは、本来、試合の勝ち負けを競い一喜一憂雀躍落胆するような類のものとは異なり、 試合や競技といった枠を超え「あらゆる局面の中を、人はどう生きのびるのか」ということの自己修養であるといっても過言ではありません。 そんな剣道や弓道の教えのひとつに「残心(ざんしん)」という言葉があります。 新型コロナウイルスとの闘いという局面においてもまた、「残心」は人が生きのびるための真の術として十分に通用するということに気がつきました。 「残心」をひと言でいえば、「斬った相手に心を残せ(相手を心にとめ置け)」との教えです。 対峙する相手へと向ける集中は、相手を斬った(制した)あとにも持続しなくてはいけない、ましてや斬ったという自身の思い込みや安堵感による集中の中断は、 息未だこと切れていない相手からの追撃を容易に受けてしまうという危険な状況を招くことに通じます。 現代剣道の三本勝負でいえば、一本取ったのち「残心」を持続することで、再び二本目を奪うか、相手から一本も奪われない状況を保った戦い方が「勝ち」として判定されます。 このことを新型コロナウイルスと人類との闘いに例えるならば、第一波(一本目)を人類が制したあとに「残心」を保ち気を抜かずに、第二波(二本目)の闘いに備えよ、ということになります。 新型コロナウイルスの第一波の猛威を人類が制圧しえたのちの闘いにおいては、外出自粛・行動抑制という「残心」を人類一丸となって一意持続することで、第二波をにべもなく退けてしまいましょう! 5月の大型連休が近づきつつある今、「残心」なる剣道の教えを忘れず、自分も不要不急の外出の我慢に努めて参る所存です。みなさんも一緒にがんばりましょう!


残心、忘れるべからず
Keep 残心(zan-shin)!

(2020年4月19日記)

2020年度スタートと新型コロナウイルス(第2報)

昨日、7都府県に緊急事態宣言が発出されました。東京都の日別陽性患者数は144人と最高値を更新してしまったものの3月30日に試算した予想値(170人)と比べれば小さな値でした。 日別陽性患者数から予想値を引いた値(図中、黄色の棒グラフ)が今週に入ってから比較的マイナスの値となっていたことから「日別陽性患者数が下向き始めて来たのでは」と考えたいところでしたが、 たった今「本日180名以上、更に最高値を更新」とAMラジオからの残念な速報(16時半頃)が耳に入ってしまいました。 「2週間前の週末外出自粛の効果がようやく出始めたか!」とちょっと安心しかけたのですが、残念ながらぬか喜びの可能性もまた出てきてしまいました。 昨日までの値で「もし、下火の兆しが見えはじめてるのなら」という自分の切望・渇望・希望的観測なのかもしれませんが、本日もう一つの試算結果をグラフに描いてみました(低い山の赤色点線の曲線)。 ご参考までに、4月半ばまでの試算値も記しておきます。 不断の経過観察を要する先の見えない日々が続きますが、緊急事態宣言・外出自粛・三密の回避徹底が功を奏し、感染拡大が下火に向かうことを心より祈るばかりです。


月日、東京都報告値、試算値(3/30)〔試算値(4/9)〕
3月28日(土)、63人、52人
3月29日(日)、68人、59人
3月30日(月)、13人、68人
3月31日(火)、78人、77人
4月1日(水)、66人、86人
4月2日(木)、97人、96人〔79人〕
4月3日(金)、89人、107人〔87人
4月4日(土)、116人、119人〔95人〕
4月5日(日)、143人、131人〔103人〕
4月6日(月)、83人、144人〔112人
4月7日(火)、79人、157人〔120人
4月8日(水)、144人、170人〔130人
4月9日(木)、181人(翌日178人に修正)、184人〔140人〕
4月10日(金)、??人(189人)、198人〔150人〕
4月11日(土)、??人(197人)、212人〔160人〕
4月12日(日)、??人(166人)、225人〔170人
4月13日(月)、??人(91人)、239人〔180人
4月14日(火)、??人(161人)、252人〔189人
4月15日(水)、??人(127人)、264人〔199人
                      以上

(2020年4月9日記)

2020年度スタートと新型コロナウイルス

昨日、新型コロナ感染拡大の脅威に晒される中、昨日、大学は今まで誰も経験したこともない不気味に静まり返った新年度を迎えました。 毎晩、「本日の東京都の感染者数が、どうか昨日の感染者数の下回りますように」と祈りにも近い思いでTVニュースを観るにつけ、 素人なりに自分でも簡単な感染者数の予測シミュレーションをしてみようと先一昨日30日に思い立つに至りました。 一次元の問題において、理想気体中の原子同士が一秒間に衝突する回数(正式には速度)は、Bolztmannの気体分子運動論をもとに、彼のMaxwell方程式で有名なJ. C. MaxwellによってGauss分布(正規分布)に従うことが理論的に導かれています。 素人考えではありますが「感染における人と人の接触」を「気体分子運動論の原子と原子の衝突」のアナロジー(類推可)とみなせば、一日の新規感染者数(すなわち、一日における接触回数、原子の秒速に対しては感染までの日速と置き換えてみる)もまた、Gauss分布に従うものと考えました。 東京都が公開している日別陽性患者数のデータを用いて、Gauss分布関数による最適化計算(回帰計算)を行ってみた結果が下のグラフです。

30日の時点では「4月3日に3桁の大台に乗る」と出たものの「所詮は稚拙な試算結果」と思っていたのですが、毎日データを加えていくと不気味な一致を示しはじめたので、ためらいはあったのですが思い切ってHPに載せてみようと思いました。

月日、東京都報告値、計算予想値
3月28日、63人、52人
3月29日、68人、59人
3月30日、13人、68人(予想を大きく下回り、翌日から下火に入るのを期待するも・・・)
3月31日、78人、77人
4月1日、66人、86人
4月2日、95人、96人(速報で再び最大値の更新を知り、不気味に一致していることを知りショックに。HPを更新中に97人に増えたのを知る)
明日、どうか回帰計算の予想がはずれ、東京都の感染者数値が3桁に大台に乗らないことを祈るばかりです。
4月3日、??人、107人
4月4日、??人、119人
4月5日、??人、131人

ウイルス感染の気体分子運動への類推は、我々に重要なことを教えてくれます。グラフにみることのできる予想曲線(赤色で示した線)の山の大きさ(面積)と形は、新たな原子の出入りがないシステム(気体)の全エネルギーが一定(外部からエネルギーが加わらない)の場合(=”閉じたシステム”)、変化することはありません。 一方、エネルギー(熱)の増減があれば、山の形は変化します(ピークの高さと山の幅の大小が逆に変化します)。 しかし、システムへの新たな原子の出入りがあり、またエネルギーが加われば(=“開いたシステム”)、この山の大きさや高さは、何倍にも、あるいは何10倍にもなり得る、ということです。 理想気体という動き衝突する原子のなすシステムを、人々が活動する社会に置き換えれば、せめて現時点で予想されたグラフの山の大きさと形を維持するためには、「一人一人が今と同程度の活動量で生活し、外出者数を増やさない」ことが前提条件となります。 すなわち、もし(一人の)人が今以上に家外に出て活動量を増せば増やすほど(一回の外出によって感染者との接触確率を増加させてしまう状況では)、グラフの山の立ち上がりをより急峻なものにしてしまい、他方、外出者数の増加は山を大きなものにしてしまいます。 感染者数のグラフの山が高く大きくなるのを防ぐために、政府や東京都が呼びかける「外出自粛(不要不急の外出を避け、最小限度の外出で済ませる)」がどれだけ重要なことであるかが分かります。 特に、原子の衝突確率は、気体の中に含まれる原子の数に応じてべき乗で増大しますので、 大都市のように人が多く集まり密集状態ができれば、人々の(感染者との)接触もまたべき乗(指数関数的な)による非線形の急激な増大をもたらすことになります。 もしそのようなことになれば、もはやそれは制御不能な状態に陥いることを意味します。 このアナロジーは、「外出自粛」を侮れば、我々は非常に大きなリスクに見舞われることを教えてくれます。 門外漢の稚拙な考察ゆえ、新型コロナウイルスの感染者数の推移分布がGauss分布である確証など、正直、何も持ち得てはいません。 感染症学、疫学の専門の先生に「笑止」とお叱りを受けることは重々覚悟の上、しかし「外出自粛」の要を思う社会の一員として、注意喚起の気持ちから敢えてHPで考えを述べさせて頂きました。 この予想が的外れな過大評価であることを切に願うとともに、人類が新型コロナウイルスを克服し、世界に再び平穏が戻ってくることを心から祈っております。

(2020年4月2日記)


Top Page & What's New 2019

7号館撤収ミッション・完遂!

本日を持って、慣れ親しんだ7号館2階からの撤収作業が完全に終了したことを、7号館を知る皆様にご報告いたします。 移転は、まず昨年の春休み中に物理研究室(越地研究室&實方研究室)の10号館への引越しに始まり、そして今年の春休み中に行った学生物理実験室の15号館2階(旧メディア画像実験室)への引越しをもって、1年越しでようやく完結をみることができました。 当工学部設立時からのメンバーであられる徳川陽子先生、次いで山田八千代先生の着任当時に購入したであろう現在は使われることがなくなってしまった実験器具から川畑州一先生が用いられていた研究装置に至るまで、今回、新学生実験室のスペース確保の都合上、心を鬼にして多数の機器備品を処分させて頂くこととなりました。 東京工芸大学工学部設立当初から長く続いてきた物理研究室というひとつの伝統に、本当の意味で、本日終止符が打たれたのだ、と思うと感慨も一入です。こののち、7号館自体は部活や学生委員会で用いるクラブ棟に新規改装され、次年度からの物理学実験(現、工学基礎実験)は床も机もピッカピカに改修され、120名での一斉実験をも可能とする仕切りのないフルオープンな新物理実験室で行うことなります(目下、越地研と力を合わせ急ピッチで開室準備を推し進めています)。 そんなこんなで、さようなら〜7号館! されど、7号館は永久に不滅です!







(2020年3月30日記)

工学部学位授与式2019

新型コロナウイルス感染予防の措置として、今年度の卒業式においては学年全体で集まる式典は中止となりましたが、昨日、学位授与式が行われ当研究室の兼行亮輔君、平山睦大君、渡部達也君、松田広一君らが晴れて学士号を取得・卒業されました。誠におめでとうございます! 今年度は5月に元号が平成から令和に代わり、丁度1年前には7号館から10号館への研究室の移転があり、そして年度末には先の読めないコロナ騒動が起こったりと、まさに変化に富んだハードで劇的な一年間でありました。 そんな中、今年の4年生には研究室の移転や新しい研究装置の立ち上げも含め、大変お世話になりました。この場をお借りして、御礼申し上げます。 来月からは、それぞれに別の道を歩みはじめることとなりますが、卒業生4名の社会人としての洋々たる前途を心より祈っております! コロナウイルスとの闘いを人類が克服し、安心・安全・安定の目途が立ち、世の中が再び平穏を取り戻すことができた暁には、また皆で集まって互いの無事と近況を報告し合いましょう。 それまでの間くれぐれも体に気をつけながら、お互いしばし自分たちの持ち場において奮闘しましょう!











(2020年3月24日記)

MGの世界観に触れて

年齢を重ねるうちに感受性が鈍化してくるのか、ニーチェの嫌う消極的ニヒリズムにどっぷり浸かっているのか、最近、本を読んでも大きな衝撃を受けることがめっきりなくなってしまったのですが、マルクス・ガブリエルさんの著書『世界史の針が巻き戻るとき「新しい実在論」は世界をどうみているのか』には、久しぶりに頭をパシッと叩かれたような気がしました。 ドイツ・ボン大学の新進気鋭の哲学教授にして、スケボーに乗ってNHKのドキュメント番組『欲望の時代の哲学』に出演して「世界は存在しないよ〜」なんて言ったりして、「おもしろい先生だな」と思って著書を何冊か読んではみたのだけど、自分にはちんぷんかんぷんでした(とりわけ岩波新書の『新実存主義』???)。しかし、噛み砕いて書かれた4冊目にして、ようやくマルクス・ガブリエルさんが何を言わんとしているのか、ほんの少しだけ分かりかけてまいりました。

「これからの世界は、きっとこうなるだろうな」なんて自分も含めほとんどの人が無批判的に受け入れてしまっている世界観(特に自分の在籍する工学部という近未来生活の創造を使命とする環境の共通認識においては・・・)にマルクス・ガブリエルさんは「待った!」をかけます。世界の誰もが「疑う余地なんてないよな」と思っていた未来に「待った!」をかけられる発想の根源が、アメリカ的でもなく、日本的でもなく、中国的でもない、ヨーロッパ的な老練にして堅牢な物ごとの捉え方にあるのだと、はたと気づかされました。 マルクス・ガブリエルさんの説く擬態(ファサード)でいうなら、ヨーロッパを擬態して覇権を獲得したアメリカ、アメリカを擬態して経済大国となった日本、そして中国。しかし、この国家レベルの擬態が地球を一周して再びヨーロッパに巡ってきたときに、擬態親であるヨーロッパは、擬態子でありプラグマティズムを地で行くようなアメリカ、まして日本、中国に倣って同平面上でループを形成するような振る舞いを好まない。ヨーロッパなるものとは、ループ平面と直交する座標軸を上か下かに1コマずらして螺旋を描くようにして前進しようとする。 これこそが、ヨーロッパの意志(意地)なのだと感じました(パスタ茹で方で例えれば、ヨーロッパは一周して戻ったときに、しっかり芯を残したアルデンテに仕上がってるということです。一周回ったときに芯もコシもないモルビド的な茹で加減ではないのです)。そして、著書の中でマルクス・ガブリエルさんは、擬態親然として「machina(マキナ)の生み出すトリックに、安易にだまされちゃいけないよ」と教えてくれます。資本論や観念論など、これまでに数々のグランドセオリーを生み出してきたヨーロッパ人ならではの息長な発想に触れ、「世の中にはこんな考え方があるのだな」、そして「世の中にはこんな考え方をする人がいるのだな」と当たり前と思っていた世界の在り様が、 その時確かに、凡庸極まりない自分にも少しだけ違って見えた気がして、襟を正すように座して読了に至った次第であります。 そして昨今、新型コロナウイルスの猛威によって、誰もが享受を当たり前と思っていた安心・安全・安定に対する薄氷のひび割れるような感覚、また前世紀初頭のスペイン風邪の流行のときと何ら変わらないであろう動物本能的な不安感を覚えるにつけ、 一方社会では経済活動という名の集団不安心理を顕在したように世界的な株式暴落が連日報道されるに至り、我々は高度に発達した医療と社会システムの中で守られて生きているはずにも関わらず、安心・安全・安定に対する当たり前が、あっけなく崩れる様を目の当たりにしています。しかし、こんなときだからこそ、マルクス・ガブリエルさんのような画一から一線を画する複眼的視野が必要なかもしれません。物ごとを一方から見てる人がいて、また別の方向から眺めてる誰かがいる。自分の見方のみでなく、他者の視点のあることに気づき、そして互いの視点を尊重し理解する。 そんな気づきを端とするダイバーシティ(多様性)への寛容なる精神(Geist)こそが、我々人類の強かさであり、しぶとさの根源にあることを忘れてはいけないんだ、と改めて考えさせられるとともに、こういうときだからこそ、誰がために冷静であることを心掛けなきゃならないな、と思うばかりであります。

(2020年3月19日記)

祝・学術論文掲載!!!

2017年度から参加させて頂いている三者共同研究(株アヤボ、東北大学院理、東京工芸大工)の初となる研究論文が学術誌に掲載されました。ここに至ることができたのは、共同研究者の皆様のご尽力の賜物にほかなりません。この場をお借りして御礼申し上げます。

Keizo Tsukamoto, Tetsuro Tamura, Hiromi Matsusaki, Masahide Tona, Hiroaki Yamamoto, Yuki Nakagomi, Hihoshi Nishida, Yoshihiro Hirai, Nobuo Nishimiya, Masaomi Sanekata*, Keijiro Ohshimo, Kiichirou Koyasu, and Fuminori Misaizu*
"Time-of-flight mass spectrometric diagnostics for ionized and neutral species in high power pulsed magnetron sputtering of titanium"
Japanese Journal of Applied Physics (JJAP), 59 SHHB05, 2020
DOI:10.35848/1347-4065/ab71de

素数蝉をも凌駕するがごとく多年にわたり論文を書かず地下系研究者(笑)として過ごしていた自分に、再び論文執筆の機会をお与え下さった美齊津先生ならびに塚本社長には改めて厚く御礼申し上げる次第です。 共同研究のまずは一歩目となる第一報を世に出すことができましたので、続く報文に向け、これからまた次なる一歩を踏み出す所存でございます。今後とも、何卒、よろしくお願いいたします!

(2020年3月6日記)

卒論追加発表会&後期卒論中間報告会

本日、追加分の卒論発表会があり、本研究室の松田君が無事に発表を終えてくれました。ここに至るまでには紆余曲折がありましたが、松田君の最後の追い込みはすばらしかったです。 目的とする分光計測の基本的な制御プログラムを松田君が短期間で仕上げてくれました。為せば成る、終わりよければすべてよし、ですね! 4月から社会人になっても、今回の粘りを忘れずにがんばってください! 





追加卒論発表会の終了後には後期卒論中間発表会があり、本研究室の山中さんが無事にポスター発表を終えてくれました。中込先輩の指導もあり、山中さんもラスト数日で研究内容の理解に目覚ましい進歩があったと思います。 4月から卒業研究の後半が始まりますが、その調子でがんばりましょう!



(2020年2月28日記)

剣道部OB現役交流会

剣道部OBの河崎君(光情報2007年卒)が春から米国オハイオ勤務となり、その前にどうしても剣道をしたいということで、OBの牧野君(メ画2008年卒)、鈴木君(生化2016年卒)、そして現役生らと22日(土)にOB現役交流会を行いました。 そしてまた稽古会は、昨年度来危機に瀕していた剣道部を今年度見事に立て直してくれた前主将・林君の労をねぎらう卒業追い出し稽古でもあります。 人数の集まりこそ芳しくなかったのですが、短時間でとても充実した稽古を互いに行うことができました。来年は、もっと多くのOBを募ってこのOB交流稽古会を行いたいと思いますので、皆さん楽しみしていてください!








稽古のあとも「美味しいお酒」に「美味しい食べ物」、と相場は決まっております! 打ち上げは、三浦漁港の新鮮な海産物を楽しめる「七福」さんにて行いました。 OBの由利君(メ画2015年卒)が、打ち上げから駆けつけてくれました(出張から帰国したばかりでお疲れのところ、参加ありがとうございました!)。 とにかく、一年生トリオ(飯川君、近藤君、島田君)がよく食べるはよく食べる。元気な証拠で誠によろしい! 二次会は、駅前の「ビックエコー」さんでカラオケです。卒業生も現役生も盛り上げって夜は更けたのでした・・・。河崎君、春からの海外勤務がんばってください! 林君、お疲れでした。来年はOBとして戻ってきてください!


(2020年2月25日記)

三者共同研究報告会

平成31年度安城市ものづくり開発研究補助にかかる三者共同研究の報告会を2月14日の午後より10号館5階セミナー室にて行いました。 東北大学から美齊津文典先生、大下慶次郎先生、(株)アヤボより塚本恵三社長、戸名正英氏、平田直之氏がご出席くださいました。また、本研究の研究アドバイザーとして豊田理研の冨宅喜代一先生もご出席くださいました。 今回はじめて冨宅先生、大下先生、平田さんと三名の先生方を当研究室にお招きできるとあって、この会の日程が決まった昨年来より当日が来るのを心待ちしていた次第です。 報告会では、工芸大での一年間の研究成果について報告させて頂くとともに、次年度に向けた研究の展開について有意義な議論をさせて頂くことができました。 報告会のあとは、実験室の見学です。「実験室のインフラがよく整備されている」と先生方がとても感心してくださいました。 それはちょうど今から1年前の研究室移転にともなって、インフラ設備の現状復帰に大学が予算をしっかり充ててくださったお陰であります(誠に感謝!)。










お勉強のあとは「美味しいお酒」に「美味しい食べ物」、と古今東西相場は決まっております! 懇親会は、小気味よくおかみさんが仕切る本厚木駅前居酒屋「庄助」さんにて、 ご参加の方々全員のこの一年間の労をねぎらい、わいわい楽しく盛大な打ち上げと相成りました。 二次会は戸名さん御用達の「Armonia(←酔った我らは毎度これを「Anjorno」と発音してしまいます笑)」さんで赤ワインを堪能し、日付の変わるちょっと前にお開きとなった次第です。
今回もお忙しい中、遠路厚木にお越しくださった先生方、皆様、本当にありがとうございました。今回の集まりで頂いた有意義な議論が、来年度の共同研究の成果として何がしかの実を結ぶことができるよう研究を粛々と努めて参りたいと思います。 そして一年後に、次回の共同研究報告会が行われる仙台にお伺いできること、心より楽しみしています! 来年度も皆様、よろしくお願いいたします。




(2020年2月18日記)

2019年度卒論発表会(電子機械)

本日、電子機械学科4年生の卒論発表会で、兼行君、平山君、渡部君が無事に発表を終えてくれました。 今年の会場は、我らが使い慣れた611教室ではなく、エレクトロニクス分野とメカトロニクス分野で、本館1階の2つの教室に分かれての発表会となりました。 それにより、発表開始が朝一番からではなく午後一番からとなったこともあり、例年よりは時間的に(聞く方の体力的にも(笑))余裕のある運営となって、とてもよかったと思います。 とにかく、4年生のみんなは、お疲れさまでした。来週、パーッと盛大に打ち上げしましょう!










(2020年2月7日記)

数学勉強会

年明けて後期の授業が再開したと思ったら、もう1月も下旬です・・・。そして何故か最近、当研究室では卒業論文もそっちのけで、数学の勉強会が頻繁に行われています・・・。 今度こそ、しっかりと点数を取ってきてくださいよ! がんばれ、がんばれー!! 

(2020年1月20日記)

研究室納め

今日は朝一番から研究室に集合して、今年の研究室納めを行いました。午前中は、いつもやろうやろうと思っていてもなかなかできなかった信号ケーブルの整理やノイズ対策のための信号ケーブルへのシールド装着等々、地味な作業を行ってもらい、質量分析計の簡単な動作チェックをしたら終わってしまいました。 そして、お昼は年末最終日恒例の「昌華楼」さんでのお食事会です(去年とほぼ同じメンバーだね・・・)。私は、うっかり研究室にお財布を忘れてきてしまいましたが、無事に今年も“ホイコーロー納め”をできました(笑)
午後は、スパッタ装置の総点検です。いろいろと消耗品の劣化による不備を見つけることができました。年明けは、年末の整備により装置絶好調で研究をはじめられそうです! 夕方、研究室の大掃除をしてお開きとなり、明日から研究室はお休みに入ります。それでは皆様、また来年もよろしくお願いいたします。よいお年を!




(2019年12月26日記)

剣道部忘年会@鳥貴族

研究室のHPですが、そんなことには一向に頓着せず剣道部の忘年会についてもアップしてしまいます! 今回、1年生の「お腹が破裂するほどトリキで肉を食べたい!(by 飯川君)」という要望にお応えして、今年の剣道部の忘年会を12月23日(月)に「鳥貴族本厚木店」さんで行いました。 本日、1年生の近藤君は塾講師のバイトにより不参加で残念でしたが、とにかく見てください1年生の飯川、島田両君と3年生新主将の世津君たちの食べた尋常ではない櫛の本数を! それでなくても鳥貴族の大きくて長い櫛は、そんなに多くの本数を食べられるものではございません。現に、隣の飲酒テーブルで食べてた前主将の林君と自分の食べた本数なんて知れたものでしたが、お腹はもう一杯一杯でした。 「若い」って凄まじい! しかし、3年生ともなると少し食べ疲れたのか、最後は「お疲れ〜、世津君」みたいな(笑)
ところで、剣道部は今も昔も剣道大好きな部員が集まっていることに変わりはないのですが、芸術学部が中野キャンパスに行ってしまった影響からか部員数が減ってしまったことは、どうにかしなくてはなりません。自分も最近は忙しくてなかなか大学で稽古に参加できていなのが玉に瑕ですが、来年はもう少し自分も剣道部を盛り立てられるように頑張りたいです! とにかく今年一年は、剣道部の盛り返しに前主将の林君が尽力してくれました。本当にありがとうございました。そしてまた、本当にお疲れさまでした。 そして来年は、活きのよい多数の新入部員の獲得をめざし、また剣道部の真の復活の年となるよう、みんなで力を合わせて頑張ろうね!


(2019年12月27日記)

研究室忘年会2019

昨晩、本厚木駅前「九州侍」さんで、研究室の忘年会を行いました。 忘年会には、2016年度卒の伊東君、玉木君、塚田君、2017年度卒の正路君ら研究室のOBが、仕事&忘年会で多忙な年末のスケジュールの中、参加してくれました。 それぞれに仕事とともに充実した日々を送られているとの近況をお聞きすることができて、うれしい次第です。来春暖かくなる頃にはYAMAHAセ〇ーを所有しているであろう塚田君を交えて、みんなで大自然の中へバイクツーリングに出かけましょう! 忘年会は3年生PJ発表お疲れさま会を兼ねていますが、澁谷君と秋山君のみの参加でした。澁谷君ははじめて会ったOBの先輩たちからも、結構かわいがられておりました。 それより心配なのは、昨今のニュースでも話題になっている会社の忘年会に参加しない今どきの若者が(巷ではこれを「忘年会スルー」というらしいです)、いよいようちの研究室でも出始めてしまったのでしょうか?  今後は、打ち上げでの飲み方の作法や幹事のおつめなども含め、勉強や研究以外にも社会に送りだす直前に、社会人としてのたしなみをまだまだいろいろ伝えていかなくてはならないかもしれません・・・。










明日、大事なお仕事のある先輩を現役生たちとお見送りしたあとは、恒例の朝までカラオケです(自分は、午前様までお付き合いですが・・・)。 いつもながらに、みんなの選曲と歌のうまさには感心させられます。途中から採点方式となり、90点前後のHiスコア連発での夜中の競演です。いやぁ〜、しんどいしんどい。 くたくたとなって帰宅した次第です。昨晩はみんなも完全燃焼して2019年を年忘れできたことでしょう。では、来年もがんばりましょう!!










(2019年12月20日記)

3年生PJ実験発表会2019

昨日、3年生必修のPJ実験の発表会が行われました。今年は、口頭発表会とポスタ―発表会が同日に行われることになったので、準備する3年生は大変であったと思います。 12月に入って、当研究室の3年生は、実験に、データ解析に、プレゼン資料作成にと目覚ましい奮闘を見せ、無事に昨日の発表会を乗り切ってくれました。 「大気圧プラズマジェットの発生と表面改質の検討」というテーマで発表を行ってくれました。口頭発表は、通しの練習を十分にできなかった割りには、きっちり時間内に納め、また終始リラックスして話をしていたのはとてもよかったです。 質疑にも皆快活に答えていたし、澁谷君の「それは卒業研究で」の発言は会場に笑いを起こし、場を和ませたのかもしれません。おそらくそれが潤滑剤になったのでしょうか、例年のPJ発表会とはあきらかに異なり、学生から活発に多くの質問が出ていたような気がします! 澁谷君や秋山君らがインスパイヤした、あるいはインセンティブとなった笑いの効用かもしれませんね(敢えてカタカナ語の多用(笑))・・・。











3,4時限目で行われた口頭発表会のあとは、後半のポスター発表会(17:00−18:00)でした。この連投は、3年生にとって少々きつかったかもしれませんが、ポスター発表でもいろいろな先生方が来て下さり、有意義な議論をして頂けたのだと思います。 PJ実験のチームとしても、ムードメーカーの秋山君、実は何ごとにもきっちりしている澁谷君、サクッとこなせてしまう深谷君、そしてクールな指揮官本間君、実にバランスがよかったと思います。 とにかく前向きな当研究室の3年生たちは、その持ち前の快活さでなんでも乗り切ってくれそうな頼もしさのあることが、このPJ実験で分かりました。今後の成長に期待・大でございます! お疲れさまでした。 また、PJ実験に協力してくれた院生・4年生たちにも、御礼申し上げます。さーて、今夜は研究室の年忘れの打ち上げです。皆でパーッと行きましょう!







(2019年12月19日記)

3年生PJ実験の課題実験に成功!

3年生必修のPJ実験で、今後期、本研究室に配属された3年生たちが、昨年度の「大気圧プラズマペンの試作」に引き続き、今年の課題として課した「大気圧プラズマジェットによる表面改質」の観察実験に見事成功しました! プラズマ照射無しのガラス基板上の水滴(下の写真の右側の水滴)に比べて、写真左側のプラズマ照射したガラス基板上の水滴では撥水性が低下し、濡れ性が増して水滴がぺちゃんこになっている様子が分かります(写真では見えづらくてすみません。 ちなみに、上の写真はガラス基板にプラズマを照射している様子です。プラズマの発光が下のガラス基板に多重反射的に映り込んでいる様子が分かります)。 とはいえ、3年生諸君は成功感にひたる時間的余裕もなく、来週の水曜日にはPJ実験の口頭&ポスター発表会が迫っています。急ピッチで実験、解析、発表資料作成を行わなくてはならず大変かもしれませんが、この難局を乗り切ることができるようチーム一丸となってがんばってください!

(2019年12月12日記)

M1中間報告会

本日、大学院電子情報研究科のM1中間報告会が行われ、本研究室の中込君が発表しました。大学院生ともなると発表は90分間の長丁場です。お疲れさまでした! しかし、休む間もなく年明け早々には、応物学会春季年会の申し込みもあります。本日、多くの先生に議論して頂いたことを今後の参考の糧として、益々がんばりましょう!!

(2019年12月7日記)

活躍する卒業生!

大学広報誌「えんのき」秋号の「センパイ訪問!」の欄で、当研究室の卒業生であり、現在、横浜市職員として資源環境局に勤務する伊東琢海君(2016年度卒)が紹介されました。 立派な技術者になられて、私としてもうれしい限りです! 学生時代、とにかく自主的によく勉強していたし、また「口数少なく、しかし、やるべきときにやるべきことをやる」=「よっ、男の中の男・伊東」のような伊東君でしたから、 きっと職場でも周りの人から信頼され、頼りにされる存在として活躍していることと思います。これからも、わが愛する横浜市の地域環境保全をよろしくお願いします。 今年の研究室の忘年会には、ぜひ元気な顔を見せてください。また本厚木で飲みましょう。今から楽しみしています!

(2019年11月29日記)

レーザーの移設&TOF型質量分析計の立ち上げ

11月1日(木)から4日(月)の工芸祭による休講期間を利用して、得意の2tトラックロングパワーゲート付きをレンタカーして、エキシマレーザーを預かりに愛知県安城市の潟Aヤボさんまで、研究室4年生の兼行君と一緒に行ってきました。 快適な新東名で西へ下り、お昼過ぎには到着。アヤボさんが10月に開園した企業内保育園「このみ保育園」を塚本園長先生にご案内して頂きました。保育園の室内の飾られた大きなフレスコ画は、東京藝大博士後期課程のさらちゃんさん(写真中央)が描いたすばらしい大作です。 午後から、レーザーやTOF電源関係のトラックへの積み込み作業を行い、夕方から中華料理「東天虹」さんで懇親会です。手羽先、青菜炒め、そして台湾ラーメンがとても美味でした。 懇親会のあとは、仕事上がりの平井君(当研究室OB)と合流して、私の安城定番処「しゃもじや」にて二次会でした。夏とメニューが変わり、地豆(落花生)の塩ゆでの代わりに銀杏の塩焼き! ばい貝の代わりには、なんと贅沢にも高級魚のどぐろちゃんの塩焼きと煮付けを堪能しちゃいました! 「今宵も満足満足」のうちに、初日のミッションを終えた次第です。










2日目は、朝一番でアヤボさんにて、戸名さんから大切なMCP(イオン検出器)をお預かりし、復路に着いた次第です。 新東名の渋滞等もあって、レーザーを振動させないようにゆっくり時間をかけて厚木に戻ってくることができました。天気もよく、高速SAからの駿河湾一望が絶景でした。 午後、工芸祭で賑わう厚木キャンパスに無事戻ることができ、また安城から駆けつけてくれたアヤボの戸名さんの加勢もあって、一気にレーザー等を研究室に搬入し、2日目のノルマも達成です! この日もみんなでいい汗かいたので、本厚木駅前に繰り出し寿司居酒屋「七福」さんで三浦三崎の海産物を酒の肴に打ち上げを行いました(不覚にもカメラを忘れてしまい、恒例の乾杯写真はありません・・・)。
翌3日目(日曜)、4日目(月曜)、そして5日目(火曜)の午前中を要して、戸名さんの指揮のもと、リフレクトロン型飛行時間質量分析計の立ち上げ作業が行われました。 スイッチONでデータが勝手に出て来てくれるような市販の分析装置ではない言わばワンオフものの装置ですので、質量スペクトルを得るためには、スパッタ粒子イオンの加速、減速、偏向、集束、検出など10個近い電源を駆使する電圧の微調整が、さながら飛行機のコックピットでの計器操作のごとく必要となります。 イオン光学のマエストロ・戸名さんの神の手により、最終日にはAr(40)とTiのすべての同位体(46, 47, 48, 49, 50)がシャープなピークとして現われた高分解能質量スペクトルを測定できるようになりました。 思い起こせば、一昨年の工芸祭期間にスパッタリング装置を移設、そして昨年の夏に質量分析計やイオン化レーザーを移設し、その秋の工芸祭期間中に質量分析計の真空排気系のセッティングを完成。 それも束の間に、今春の研究室移転における装置解体と再組み上げ。汗、汗、汗の連続でしたが、どうにかここに至ることができたのも、潟Aヤボの塚本社長、戸名さん、山本さん、平田さん、そして東北大学の美齊津先生、大下先生、ならびに豊田理研の冨宅先生、そして当研究室のみんなのお陰でございます。 ようやく、念願のレーザー光イオン化質量分析計によるプラズマ診断計測の研究を、ここ工芸大でもスタートさせることができます。 あとは、研究室が一丸となってよりよいデータを生み出すのみです! 頑張ります。そして、頑張りましょう!







(2019年11月14日記)

研究室3年生歓迎会@本厚木駅前

3年後期のPJ実験で、今年は4名の個性的な3年生が当研究室の配属となりました。 昨日、3年生の歓迎会、加えて山中さんの後期卒研着手歓迎会、松田君の内定祝い、中込君の応物発表の慰労会、高山君の小林研再配属送別会を兼ねて、 幹事として4年生の渡部君が会を取り仕切ってくれる中、本厚木駅前の個室居酒屋「淡路島へ渡れ」さんでわいわいがやがやと飲み会を行いました。 今年の3年生たちもまた、日本酒なんかもけっこう飲める口で、なかなかこれからが楽しみなところです! 二次会は恒例のボーリング大会。今年も3年生チームに惨敗!  さすがのエース渡部も、野球部を引退して1年、パワーに少々陰りがみえてきたか?!(それとも、3年生に手加減したか?)。 来年こそは、3年生チームに勝ちたい!













(2019年10月25日記)

応用物理学会2019秋季年会@北大札幌キャンパス

9月19日(木)、20日(金)と7月に引き続いて2度目となる札幌1泊2日の弾丸出張で応用物理学会秋季年会に参加してきました。 北大のキャンパスは、広々としていて緑豊かで、しかも大都会の中心札幌駅にも歩いてすぐ、やはり何度来ても北大は最高です! 初日、少し時間があったので7月に行けなった(応電研の後身)電子研まで足を伸ばし散歩してきました。 西地区には広大な研究所エリア(低温科学研究所→電子科学研究所→創成研究機構、触媒科学研究所)が広がっていて、学内バスを使わないとやはり歩くには大変な距離でした・・・。 現在、創成研究機構のスタッフとして勤務する(先輩として不甲斐ない自分が「後輩」というには誠におこがましいのですが)後輩である吉沢君を訪ねさせて頂きました。 小一時間ほどつのるお話をさせて頂いたところで、「このつづきは夜の部で!」とお約束して研究機構を後にさせて頂きました。 同じくこの日、札幌入りした中込君とキャンパス内で合流し、明日の口頭発表にむけ精力充実を図るため、札幌ビール園ガーデングリルを予約し、 美味しい札幌生ビール★★★★★(Five Stars)とともに、ジンギスカン、蝦夷鹿ジビエ、そして道産ガニなどを二人で堪能してまいりました。 一次会を終え、明日に口頭発表デビューを控える中込君を札幌駅に見送ったあとは、吉沢さんが二次会におつき合いくださいました。 吉沢さんに会うのは、東日本大震災の年に他界した共通の師の葬儀のときに仙台で会って以来ですので、実に8年ぶりの再会となります。 ラストオーダーの時間まで実に愉快にビール&ビールさせて頂き、ありがとうございました(ノーアポで押しかけるたちの悪い先輩ですが、何卒、ご容赦ください)。 吉沢さんからは参考となる話を多数ご教示頂き、また吉沢さんのご活躍を垣間知ることができ、有意義な時間を過ごさせて頂きました。 ありがとうございました。次回は、吉沢さんが東京に来られたとき、こちらでもまた一緒に飲みにいきましょう!














札幌出張二日目は、9時から午前中のセッションの会場入りし、中込君がそのセッション中盤で口頭発表を行ってくれました。 遠い昔、自分もM1の秋に、奇しくもここ北大で中込君同様に口頭発表デビュー(自分の場合はそれが学会発表デビューでもありました)したことなど思い出しました。 しかし、中込君の場合、すでに応物で2度ポスター発表の経験を踏んでいるので、手に汗握るような緊張をしていた自分のときと比べれば、中込君には余裕すらあるように見受けられましたが、いかに。 中込君にとっても、ポスター発表とはまた一味違う経験を積むことができたと思います。お疲れさまでした。 会場には、共同研究者である西宮先生も、また西宮研の院生(榎本君、玉木君)も聴きに来てくださいました。ありがとうございました。 午後は、発表を終えすっかりリラックスモードとなった中込君と、プラズマエレクトロニクスの発表を聴き、ついで西宮研の院生たちのポスター発表の会場に応援に行き、 帰りの飛行機に間に合うよう夕方少し早めに会場を後にさせて頂きました。 夕日が落ちる前に入った札幌駅前を見渡せる「銀鱗」さんにて、美味なる道産海鮮丼とともに中込君の口頭発表の無事をビールとコーラで祝し、本学会出張の帰途についた次第です。

20a-B11-6:「変調パルス電力マグネトロンスパッタリングのパルス/パワー制御とプラズマ発光分光」(発表者:中込)









(2019年9月23日記)

企業インターンシップ2019(1日目)@アヤボ

9月26日から28日の間で、共同研究でお世話になっている愛知県安城市にある潟Aヤボさんに院生中込君、学部生渡部君、平山君を連れて2泊3日の企業インターンシップに行ってきました。 初日昼、まずは安城に着いて三河尾張名物 味噌カツを「とんかつ あき」にてランチ。アヤボの塚本社長さんおすすめの夏限定「冷やしカツ丼」なるメニューが…。さすが、独自なる中京食文化! アヤボ社にはお昼休み中に到着し、3月に当研究室を卒業してアヤボさんに入社した平井君とも再会を果たしました! すっかり技術者らしくなっており、作業着が板についていました(インターシップ学生たちとの作業着の着装を比較すれば、その差は歴然!)。インターンシップは、午後一番から東京理科大の塚本君も受講生として加わり始まりました。 インターンシップ初日、まず戸名さんの「PVD概論」から始まり、続いて私の社内研修を兼ねた「真空概論」のセミナーを受けて頂きました。その後、材料加工や表面評価の設備と現場の見学をさせて頂きました。定時までがんばったあとは、美味しい中華料理屋店「東天紅」さんで、仕事上がりのOB平井君も参加しての盛大な懇親会でした。戸名さんに安城商店街の味な和食屋さんに二次会に連れて行って頂きました。JRでホテルのある三河安城に戻り、疲れているのに平井君を交えて久しぶりカラオケ三次会をしてお開きに。 新東名で厚木から車で来て、長い長い一日となりました。









(2019年9月5日記)

企業インターンシップ2019(2日目)@アヤボ

27日、インターンシップ2日目です。午前中、まずは主任研究員の平田さんのご指導のもと切削工具のPVD超硬質皮膜の切削試験と物性評価です。実際の現場で用いられている精密機器を用いての表面粗さ、密着性能、硬さ性能の評価方法を学んでもらいました。午後は、PVD皮膜の物性性能評価を行う合間を縫って、戸名さん、山本さんのご指導もと、現在当社にて開発が進められているイオンプラズマ診断法の分析部真空装置の組み立て実習を行ってきました。 また、その間、自分の方は共同研究事業の成果研究論文にかかる打ち合わせを塚本社長さん、戸名さん、山本さん、中込君を交えてさせて頂きました。この日も定時まで内容濃く、みんなでインターンシップを頑張ったので、今宵もご褒美に私の定番処「しゃもじや」にて、お疲れさんの乾杯でした! 「しゃもじや」のお目当てといえば、何といっても落花生の産地ならではの「地まめの塩ゆで」につきます。 固めのもよし、やわらかめのもよし。まさに格別、ビールの絶品おつまみでございます! しばらくして、仕事上がりの平井君が合流して、再び乾杯! 一次会のあとは、ホテルも近いということで、懲りずに当夜も二次会、三次会・・・。くたくたとなって二日目就寝でございました。






(2019年9月5日記)

企業インターンシップ2019(3日目)@アヤボ

28日、インターンシップ最終日です。連日のインターンシップと夜の部活動により、自分も学生も朝からくたくた感は否めないところでしたが、戸名さんの指揮のもと、インターンシップ最終日も朝のミーティングからしっかりスタートです。 いかがでしょう! インターンシップも3日目ともなると、作業着の着装もびしっと決まってまいります! 最終日は前日からのプラズマ診断装置の組み上げ実習の続きを午前中に行い、首尾よくインターンシップの全予定を終えることができたので、午後一番で帰途についた次第です。 途中、給油ついでに新東名を新富士ICで降り、ちょっとした富士宮巡りをしてきました。霊峰富士山をご神体とする浅間大社をみんなでお参りし、夕ご飯に丁度よい時間となったところで、鉄板「つぼ半」さんで富士宮焼ぞば、富士宮おお好み焼きなどBグルメをスローフードして、帰途についた次第です。 お忙しいところインターンシップに快く応じてくださったアヤボさんに感謝するとともに、学生を連れて行った遠出から無事に戻ることができ、肩を撫でおろすことができました。そんなこんなで、2019年の夏も「あっ」という間に終ってしまいました!














(2019年9月5日記)

2019卒論中間報告会(追加)

昨日、松田君が卒論中間報告を行いました。ダーウィン曰く「唯一生き残るのは、強い者でも弱い者でもなく、変化できる者である」、スラムダンクの安西監督曰く「あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・?」をしっかり胸に刻み、来年3月の卒業に向けて焦らず一歩一歩着実にがんばろう!!

(2019年8月6日記)

本格的な夏、到来!

梅雨が明けたと思ったら連日のうだるような暑さで、夏本番といったところです。夕方、みんなで10号館外階段の踊り場に出て、丹沢大山からの灼けつくような西日を浴びながら、アイスクリームです! どうやら今年、当研究室は大学生協で買ってくる「モ〇ブラ〇」の当たり年をにわかに迎えているようです。4本中3本が当たること2度、本日も6本中2本が当たり、と当たりを連発。平山君に至っては、110点の大当たりを3連続中! この夏、当たり棒を一体どれくらい貯められることになりますしょうか。乞うご期待!



(2019年7月30日記)

2019前期卒研中間発表会&内定祝い

7月19日に電子機械学科4年生の前期卒業研究の中間発表会が行われ、兼行君(A班)、平山君(A班)、渡部君(B班)が無事に中間報告を終えてくれました。 終了後、「今回は魚介系で行こう!」ということで、M1の中込君の幹事で本厚木南口の「海鮮個室居酒屋 宝舟」さんで打ち上げを行うとともに、兼行君の内定祝いを行いました。 お値段の割りにコースの食べものが充実していて、二時間飲んで食べてお腹一杯となったところで一次会がお開きとなりました。そのあとは、当研究室ご一行様恒例の二次会カラオケ「ビッグエコー駅前店」へと吸い込まれ、当夜もまた更けていったのでした・・・。みなさん、お疲れさまでした。後期に向けて、研究室一丸となってまた頑張りましょう!











(2019年7月22日記)

国際会議XXXIV ICPIG&ICRP-10@札幌で研究発表

The Joint Conference of XXXIV International Conference on Phenomena in Ionized Gases (XXXIV ICPIG) and the 10th International Conference on Reactive Plasmas (ICRP-10)(第34回電離気体現象国際会議(XXXIV ICPIG)/ 第10回反応性プラズマ国際会議(ICRP-10) @札幌市教育文化会館)での研究発表のため7月15日(月)、16日(火)と札幌に出張させて頂きました。 札幌に着いた初日、HiPIMSの研究で誰もが必ず引用する「HiPIMSのmap図」を描いた総説を執筆された著名なアイスランド大/スウェーデン王立工科大のJ.T.グドムンドッソン(Prof. Gudmundsson)先生自らがポスター発表をされていたので(写真3)、自分たちの研究グループで今話題となっている自己スパッタリングとガスリサイクリングについてHiPIMSの泰斗たる先生に直接疑問をお伺いできる幸運はまたとないと思い、いろいろとプリミティブなご質問をさせて頂きました。 グドムンドッソン先生は、今回の発表で「HiPIMSのmap図」に引き続き、新たに「スパッタリングリサイクリングのmap図」を提案され、自己スパッタリング率の大きさに応じたターゲットのスパッタリングリサイクリング特性を一目瞭然かつ画期的な相図で表そうとされていました。 この日は、自分たちの研究グループの実験で放電電流の増加とともにArイオンの強度(イオン強度および発光強度)が増すことにスパッタリングリサイクリングが関係しているかもしれない、という自分たちの考えをグドムンドッソン先生にお話させて頂き、「ぜひ、翌日の自分の研究発表を聴きに来てください!」とお願いした次第です。 翌日、自分のポスター発表にグドムンドッソン先生は来てくださり、30分近くもお話させて頂きました(相変わらず自分の語学力はひどいものですが、グドムンドッソン先生はそんな自分にも丁寧にお話しくださいました。誠に感謝!)。魅力的で示唆溢れるご助言を多数お与えくださいました。ありがとうございました。 その他にも国内外を問わず多数の先生がお話を聞きに来て下さり、ポスターセッションの2時間はあっという間に終了してしまいました。 ポスターセッションのあと、先月のISSPIC2019@金沢で知り合ったベルギー/モンス大のN.ブリタン先生の新しいイメージングプラズマ診断法に関する招待講演(写真7)を聴講させて頂き、ブリタン先生に「See you next time!」のご挨拶をさせて頂いたところで、1泊2日の札幌弾丸出張の帰途についた次第です。 札幌出張中、宿泊先ホテルから北大が近かったので、懐かしさのあまり少し足を伸ばさせて頂きました。楡の大木生う緑豊かな、こんなにも恵まれたキャンパスは、日本では「北大以外には絶対にありえない」と再確認した次第です。 ちなみに北大構内のクラーク博士像は、羊ケ丘の有名な大志指す立像ではなく、胸像です。また、昔お世話になった応用電気研究所(通称:応電研)は、今は歯学部の駐車場になっていました。お花見やジンギスカン鍋をやってもらった草庭が懐かしかったです。 旧応電研は今は電子科学研究所と名称を変え低温科学研究所や触媒科学研究所近くの大学構内北奥の区域に移転しており、歩くにはちょっと大変な距離と思われたので今回は見に行かずに帰りました(秋の応用物理学会で、近く9月に再び北大を訪ねることになるので、そのとき改めて散策してみようと思います)。 今回の国際会議も、先月の金沢の国際会議に引き続き弾丸出張となってしまいましたが、グドムンドッソン先生と議論する貴重な機会を得られたこと、ならびにブリタン先生に再会する機会を得られたこと、大変有意義なものとなりました。 研究発表にご協力頂いた共同研究者の皆様に、御礼申し上げます。

PO16PM-026:「Time-of-flight mass spectrometric diagnostics for ionized and neutral species in high power pulsed magnetron sputtering」(発表者:實方)






(2019年7月17日記)

国際会議ISSP2019@金沢で研究発表

6月13日(木)、14日(金)と金沢工業大学扇が丘キャンパスで行われたThe 15th International Symposium on Sputtering & Plasma Processes (ISSP 2019)に研究発表で参加させて頂きました。 13日、会場に着いてすぐのランチで、昨年7月に本厚木に来て頂いて以来ぶりの清水徹英先生(首都大)とステファノス,K先生(モンス大CHIPS/ベルギー)に再会、ランチをご一緒させて頂いたら、HiPIMSでご高名なA.アンダース先生(ライプツィヒ大/ライプニッツ表面工学研究所CEO/Editor-in-Chief of Journal of Applied Physics)とランチをご一緒させて頂くことに! 論文でいつもお目にかかっているビッグネームの先生と、到着後すぐ国際会議の雰囲気にもまだ慣れていないうちにランチとは、いやぁ〜緊張しました! 13日の午後は、清水先生の発表を拝聴させて頂き、夕刻からは自分のポスター発表でした。MPP電源を自ら開発しベンチャー企業(Zpulser社)を立ち上げられたB.エイブラハム社長(現iONEX社)さんが聴きに来てくださりました。 ポスタ―セッションの終了間際に、HiPIMSのLIF imaging(Paper I) とROAS(Paper II)の著名な論文を執筆されたN.ブリタン先生(モンス大CHIPS)と名刺交換させて頂くことができました。会場が終了時刻となり、この日は研究のお話はできませんでした。 バスの中で清水先生に誘って頂き、(株)テクノポートの吉田社長さん、N.ブリタン先生、M.メスコ先生(スロバキア工科大)、清水研の学生さんたちと、香林坊にて当夜とても楽しいひと時を過ごさせて頂きました。吉田さん、大変ごちそうさまでしたm(__)m その後、二次会三次会とおつき合いさせて頂き、清水先生を筆頭に清水研の学生さんたちの無尽蔵なパワーと英会話力の高さに圧倒されながら夜は更け、日が変わってのホテルチェックインとあいなった次第です。 14日は、朝一のステファノス先生の講演を拝聴させて頂きました。午後、ポスターセッションの時間に、N.ブリタン先生、A.アンダース先生と研究のお話をさせて頂き、有難いアドバイスを頂けたことは大変ラッキーでした。 それもこれも、著名な先生方をご紹介くださった清水先生のお人柄のお陰です。ほんの2日間の弾丸学会出張でしたが、大変有意義なものとなりました。ありがとうございました。

FS2-4P :「Delayed discharge characteristics in modulated pulsed power magnetron sputtering of titanium」(発表者:實方)






(2019年6月17日記)

プラズマ発光再現!

昨日は、プラズマの形状も安定性も移設前と異なり、とてもスパッタ再稼働を手放しで喜べる感じではありませんでしたが、本日、その原因を突き止め(真空排気系の不備)、対処を施したところ、研究室移転前と同じチタンターゲットからの青く光輝くきれいな半球形のプラズマを再現させることができました。これで、ようやく3ケ月前の研究地点に立ち戻ることができました。明日からの研究は、再び前進あるのみです! 卒研生の中間報告もなんだかんだ言っても、もう来月に迫っているし、とにかく、みんなで頑張って乗り切るっきゃないです。 エイエイオー!

(2019年6月11日記)

祝スパッタ再稼働!

3月に研究室の移転、スパッタ装置の移設があって以来、3月,4月,5月と、プラズマの火が途絶えていたスパッタ装置に、本日ようやくプラズマの青い火を点灯させることができました! 久しぶりのプラズマ点火で、プラズマはかなり不安定で、まだまだカソード周りの調整をしなくてはならないようですが、卒研生・院生らにとってもそれぞれの研究を進めるにあたり待望であったスパッタ装置の再稼働ならびにプラズマの再点火は、うれしい限りであると思います。 半月ほど予定をオーバーしてしまいましたが、みなさまのお陰でスパッタ装置の再稼働に何とか漕ぎつけることができました!ありがとうございました。こののち本年度は、パルスマグネトロンスパッタリングのプラズマ診断法に質量・エネルギー分析法やレーザーイオン化法の導入を次々と図っていく予定ですので、乞うご期待ください!

(2019年6月10日記)

スパッタ源部の改造&真空排気系の復旧

令和に改元したと思ったら、あっという間の6月です(汗) 今週、昨日6日、一昨日5日と2日間に渡り、潟Aヤボの山本さんが研究室に来てくださり、研究室の学生たち(中込君、平山君、兼行君)と共同研究先の東北大からの装置の移設作業を行ってくださいました。 1日目は、来たる質量分析部稼働に備えたスパッタ源の改造作業です。カソード部を大気側から自由に動かせる複雑な機構を備えています。この優れた機構により、スパッタ生成プラズマ内の光電エネルギーと生成種の空間分布を一網打尽に測定できるようになりますので、結果を楽しみにしていてください! 作業終了後は、みんなで大学近くの昌華楼に夕食に行きました。翌朝1時限目の授業のことが気になってしまい山本さんのビールのお供ができなかったことだけは悔やまれます。次回は、このような失態を犯さないようにしますので、何卒、今回の件はお許しくださいm(__)m
2日目は午前中から平山君に、午後から中込君にも作業に入ってもらい、質量分析計の加速電極の組み上げ、組み込み作業および真空排気系の復旧作業が行われました。 夕方17:00には真空引きに入ることができ、致命的な真空漏れもなく順調に真空が引けることを確認し、今回のチーム山本のミッションが無事終了の運びとなった次第です。 市販の既製品装置では決して見ることも、触れもできないであろうワンオフ装置ならではの醍醐味として装置心臓部の取り付け、立ち上げ作業に携われたことは、作業に加わってくれた学生たちにとって貴重な経験となり、よい勉強になったと思います。山本さんにおかれましては、この1週間、東北大での作業に引き続き工芸大での作業で、大変お疲れになられたことと思います。ご協力頂き、ありがとうございました! 次回は、必ず飲みに行きましょう!







(2019年6月8日記)

平成最後の打ち上げ!

今週末から研究室は超大型連休に入ります。GW前の目標であったメタルラックの設置と収納が済み、スパッタ装置についても冷却水のラインを完全復旧させることができました。GW明けましたら真空排気系、電源系の復旧を矢継ぎ早に済ませ、スパッタ再稼働を5月の目標として、研究室みんなで頑張ろうと思います! 研究室では、実験室・実験設備の復旧が順調であることに加えて、うれしいできごとがございました。一つは例年より早く就活の結果が出始め、卒研生たちが内定を頂いていること!もう一つは松田君が研究室に戻って来てくれたことです! GW明けて研究室に皆が戻ってきた頃は、改元されて令和です。とうことは、研究室のとるべき正しい道はただ一つ! そうだ「平成のうちに、みんなで盛大にうれしいことを祝わなくっちゃ!」ということです。渡部君が就職活動で先回「だるま家本店」に行けてないこともあり、渡部君のリクエストにお応えして今回の平成最後となる研究室打ち上げは「だるま家本店」とういことに! 美味しいカルビを食べて、美味しいビールを飲んで、サイコーです!一本締めのあとは、大学近くのカラオケ「Ban Ban」に吸い込まれるように二次会へと。自分は研究室の定番「男の勲章」を歌わせてもらい、「USA」を踊らせてもらったところで体力が尽き途中で“先生”離脱させて頂きましたが、あとはみんなで中込邸にお世話になったのやら、どうなったのやら・・・・。おつかれ、中込先輩!












(2019年4月28日記)

新ヘビメタ実験室!

新年度の授業が始まるやいなや、もう超大型連休直前です。何とか今週中には、すなわちGW前には移設後の研究室の整備整理作業を終えたいものです。 新実験室は、M1中込君に寸法取り・発注を頼み、実験室の壁際に可能な限りメタルラックを配置してもらいました。まさに、メタルラックをヘビーに多用した“ヘビーメタル・ラック”実験室の完成も間近といったところです! 旧実験室で長年未整理のままで埋もれていた宝物がどこにあるのか、クリアケースに入れてラックに格納することで一目瞭然です。これで、格段に実験室の使い勝手のよい研究室へと生まれ変われることができます。協力してくれた研究室のみんな、ありがとう!!



(2019年4月23日記)

2019年度研究室スタート!

いよいよ2019年度の幕開けです。いろいろなことが刷新される一年になりそうです。今年度、工学部が新コース制となり、日本の年号は「令和」に改元されます。 当研究室もいろいろありますが、まずはともあれ、移転してリニューアルオープンした研究室で新たな卒研生・新たな院生たちと、改元あらたかなる新年度を迎えることができたことに感謝しております。 改元めでたい「令和元年」度を、みんなで協力しあいながら一丸となってがんばりましょう!


(2019年4月9日記)


Top Page & What's New 2018

ナンバー51を想う

3月21日に、マリナーズのイチロー選手が現役引退を発表しました。アスレチックス戦をマリナーズが延長の末に勝利した試合修了後、スタンドに残った観客からの熱いスタンディングオベーションによるイチロー選手への表敬と、ファンと野球への感謝を込め、現役選手を終えようとする今この瞬間をかみしめるようにゆっくりとスタジアムを周るイチロー選手、 なんと胸熱くなる感動的なシーンであったでしょう(この熱くこみ上げる感じは、長嶋茂雄が後楽園で引退試合となったダブルヘッダー(たしか川上ジャイアンツのV10を阻んだ対ドラゴンズ戦)を終えたあと、涙しながらスタジアムを一周する姿に 「まだ長嶋選手、引退しないで!」とTVにかじりついた小学生の自分を思い起こさせました)。そのあとのイチロー選手の引退会見、眠かったけれど「この歴史的瞬間を最後までライブで見届けなくては」との思いから、日改まった深夜1時20分まで小学生のときのようにTVにかじりついて観させて頂きました。イチロー選手の引退会見を、まだ観ていない学生さんがいたら、ぜひインターネット動画で観て欲しいと思います。 名言の宝庫のような会見です。イチロー選手の「野球への愛」、「記録への想い」、「一番心に残るシーン」、「これからの自分と草野球への想い」、そして「『(記者の)みなさんもお腹減ったでしょうから、そろそろ終わりにしませんか』というイチロー流の気遣い」、会見シーンのどのひとつをとってもイチロー選手の人としての洗練さが伝わってまいります。 まだ観てない方は、ぜひご覧になってください!

イチロー選手の背番号といえば「51」番ですが、最近、共同研究させて頂いている潟Aヤボの塚本社長さんから、粋な計らいでアヤボ社特製のラボノートNo00051を頂戴いたしました。この「51」という番号、AKB48ではないですがHYAKUNIN-ISSYU100の51番の歌人、少しばかり私にゆかりのあるお方のようなのです。 このお方、和歌のためならどしゃぶりの雨の中で桜見の和歌を詠むのも厭わない酔狂ぶりを発揮したり、清少納言さんと浮名を流してみたり、光源氏のモデルのひとりに目されてたり、はたまた京でとある事件をしでかして陸奥に左遷されたり、最期は落馬が原因でお亡くなりになったり、そのあげく片足雀となり変わって鄙から京の内裏に舞い戻っちゃったり(世にいう入内雀伝説です。仙台藩伊達家、米沢藩上杉家など雀紋はいろいろありますが、 私宗家には故実よろしく”子持ち平隅切り角に一足雀”なる雀紋が古より伝え守られております)、 と少々やんちゃで自由奔放なお方だったと聞き及んでおります。そして、かつてヨモギ(さしも草)が紅葉する様を目にできたであろう栃木の伊吹山(岐阜の伊吹山を詠んだという説よりも有力となっています)にほど近い宇都宮にゆかりある母親(若い頃は農林省で計算技官をしていたようですが)を持つ自分は、現代の馬である鉄馬(どちらかというと最近は「いじる」こと)をこよなく愛しており、 千年前に馬を乗り回していたというやんごとなき歌人51番様にひとかたならぬ親近感を感じておりますが、自分は鉄馬から落馬しないよう重々気をつけねば、と思っております(笑) それとごく最近に見かけた「51」番としましては、今年の大河ドラマ「いだてん」に出てくるオリンピック日本人初出場選手マラソンの金栗四三さんです。トロフィーの横でゼッケン「51」番をつけて、凛としてお立ちになっている姿の写真を拝見しました。

イチロー選手の話題からとりとめのないお話となってしまいましたが、「51」番にゆかりある人とは、野球殿堂入りを確実視されているレジェンドでありながら「人望がないんで、僕に監督はちょっとね〜」と言ってしまえるイチロー選手のおちゃめさ、平安歌人51番様のように古文の受験問題やコミック、アニメ「うた恋。」の登場人物として千年を経て未だに親しまれるキャラ、 そしてストックホルム市民に敬愛され「missing japanese」として54年の歳月をかけマラソンにゴールする金栗さん。 どうやら、「51」番とは、そのような、どこか憎めない「lovely」な方々に関係している番号のようです。 自分も「51」番という番号にふさわしいおちゃめな人になれるよう精進を積まなくてはね、と思った次第です(なんのこっちゃですね・・・)。

(2019年3月28日記)

工学部学位授与式2018

昨日、学位授与式が行われ当研究室の平井芳拓君、中込雄基君が晴れて学士号を取得・卒業されました。誠におめでとうございます! この春は研究室の移転や学会発表で1日の休みも取れない春休みとなってしまい本当に申し訳ないことでした。 明日から、平井君は会社の研修に、中込君は研究室の中核を担う院生として、それぞれの道を歩みはじめることになりますが、がんばってください 。お二人の今後の活躍を期待しています!




(2019年3月20日記)

平井君送別会&研究室移転打ち上げ

3月15日に、YAGレーザーの立ち下げ作業と大型光学定盤の搬入路確保を済ませました。あとは、来週月曜の移設搬入を待つばかりとなったところで、研究室みんなで夕方から駅前に繰り出し、平井君の要望により「鳥メロ」さんにて平井君の送別会と研究室移転の打ち上げを行いました。 名物グローブ焼きを味わいつつ、ワイワイガヤガヤ盛り上がって一次会がお開きとなりました。今回の二次会は、バス通りに面した照明煌々としたカラオケ「BIG ECHO」さんでということに。私は終電でおいとまさせて頂きましたが、みんなは朝までオールだったようです。若いってすごいな・・・。 平井君、1年間お疲れさまでした。卒業式、会社の研修間際まで研究や研究室の移転に協力頂きありがとうございました。研究室に残る中込君は、4月から院生として後輩たちの指導をよろしくお願いします!












(2019年3月18日記)

応用物理学会2019春季年会@東工大大岡山キャンパス

応用物理学会春季年会に3月11日(月)、12日(火)と参加してきました。都民に開かれた芝生の公園のような東工大大岡山キャンパスの恵まれた環境を二日間堪能させて頂きました。 12日(火)の朝一番から平井君、中込君がポスター研究発表を行ってくれました。 ポスターセッションの2時間、話を聞きに来てくれる方が途切れることなく大盛況でした。 特に今回の発表では、企業の研究者の方々が多く来てくださり、電子デバイスや光学デバイスなどへの適用を視野に入れたHPPMSへの関心の高さをうかがい知ることができたのは、大変有意義でした。 どの企業の方々からも、「成膜をしてみましょうよ!」との声を頂いたようでした。 プラズマ診断法の開発を進めつつ、次のステップとしてそろそろ成膜の準備も考えておりますので、今後の展開を乞うご期待ください。 平井君、中込君が足を棒のようにしながら発表をがんばってくれたので、元気回復を図るため発表後に東工大近くの「あたりや」さんで特上ロースかつライスを皆で食し、今応物学会を終えて帰途についた次第です。

12a-PB1-5 :「Ar流量制御による高出力パルスマグネトロンスパッタの遅延放電とプラズマ発光特性」(発表者:平井)
12a-PB1-6:「高出力パルスマグネトロンスパッタのマイクロ/マクロパルス設計とプラズマ発光分光計測」(発表者:中込)







(2019年3月13日記)

10号館5階53ユニットへ研究室移転!

3月1日、住み慣れた7号館2階物理研究室から10号館5階53ユニットへの研究室移転が無事に済みました。昨夏のレーザー移設のときと同様に逆神風が吹いて、前日からの雨が移設作業の始まる直前に止んでくれたことは移設装置にとって、とてもラッキーなことでした。 写真のように、まずリフレクトロンお神輿が、続いてスパッタ源お神輿が運送業者さんたちの凄腕の技によって7号館2階から1階へと見事な軟着陸を成し遂げ、10号館の新しい実験室へと無事に搬入を果たしました。 学生たちの居室スぺ−スは、私の居室よりいち早く復旧し、来週の春の応物学会の発表準備に平井君、中込君らが着手しています。とはいっても、依然として研究室は至るところ段ボールのお山ができている状態です。自分の居室は、今朝方ようやくプリンターとPCがつながり、デスクワークができる状態になったばかりです。 そしてまだ、応物学会が終わったらYAGレーザーと光学定盤の新実験室への移設もあります。これらが済んではじめて念願が叶い、建設にかかる装置がすべて新実験室に出揃うことになります。そしてようやっと、一昨年の秋から準備してきた新装置の開発を本格始動することができます! それもこれも、移設作業にご協力頂いた潟Aヤボの戸名様、研究室の学生さんたちのお陰です。近いうち、平井君の送別会も兼ね、移転の打ち上げに行きましょう!
ついでに加筆させて頂くと、ここ10号館はタモリさん風の視点でいうと、北側の大学グランドからビルの高さにして6階分程度の河岸段丘的プラトーの上に建っているので、5階といえども10階以上に相当した視線の高さがあるため、新しい研究室からの眺望はすばらしいです。北東には相模野を一望でき、北西には飯山温泉を抱く美しい山並みを見ることができるので、とても気に入っています。 卒業生や在校生、教職員のいずれも様におかれましては、ぜひ一度、研究室に遊びにいらしてください。お待ち申し上げます。また、このようなすばらしい立地の研究室をお与えくださった大学に感謝するとともに、気分一新、研究と教育に精進しなければ、と思う次第であります!










(2019年3月6日記)

新あいち創造開発研究の報告会&スパッタ装置移設準備

2月22日に東北大学の美齊津先生、潟Aヤボの塚本社長、戸名博士を招いて、2018年度の新あいち創造開発補助の研究報告会をさせて頂きました。平井君、中込君が最新の研究成果について報告してくれました。有意義な議論を多数頂き、来年度に向けて生かして行きたいと思います。 報告会の後は、報告会の打ち上げおよび研究室移転作業の慰労会も兼ねて大学近くの厚木名物シロの元祖(シロコロとはここでは言いません)を誇る「だるま家本店」にて、煙に燻されながら盛大に乾杯いたしました。 翌日23日は戸名さんが残って下さり、研究室移転のためのスパッタリング装置の分解作業にご尽力いただきました。大型ターボ分子ポンプおよび高電圧電源を装置から降ろし、質量分析計連結部を取り外し、無事に分解作業の完了をみることができました。大型装置が搬出可能な状態となり、ようやく来週28日の研究室移転の目途がたってきた次第です。この一週間18日から研究室の学生たちががんばってくれたおかげて、研究室内の荷物も大分片付いてまいりました。 本日は日曜日なのですが、自分の居室の引っ越し準備が全く間に合っていないので研究室の片づけに来た次第ですが、そのついでに10号館の移設先研究室のパーティション改修工事を見に行ったら、もう既にできていました! さーて、今週はいよいよ新しい研究室への搬入です。みんなで力を合わせてがんばりましょう!!










(2019年2月24日記)

卒論発表会&研究室打ち上げ

2月8日に電子機械学科4年生の卒論発表会が行われました。 当研究室からは平井君と中込君が、それぞれ高出力パルスマグネトロンスパッタリングに関するスパッタガス流量制限およびパルス設計に関する最新の結果について発表してくれました。 卒論の執筆と発表スライドの作成で連日夜遅くまで2人で研究室に居残って、よくがんばっていました。お疲れさまでした。 発表のあとは本厚木駅前に繰り出し、「やきとり工房」にて3年生のPJ実験終了および新卒研メンバー高山君の歓迎会を兼ねて盛大に打ち上げを行いました。 研究室OBの鉄道マン塚田君(2017卒)と後輩にモテモテの正路君(2018卒)も参加してくれて、後輩たちとの親交を大いに温めてくれていました。 研究室一飲み方のきれいな兼行君がインフルで今回不参加になってしまったのは残念でしたが・・・。幹事のM1西田君、とりまとめをありがとうございました。 一次会のあとは、余力あるメンバーで研究室行きつけの「ファンタジー」にてカラオケ大会でした。 もはや研究室のテーマソングになりつつある「男の勲章」(TVドラマ「今日から俺は!!」の主題歌でおなじみの)を、みんなで熱唱(笑) 自分としては、フジファブリックの「若者のすべて」を歌えたので満足です。 さすがの当研究室のカラオケ番長こと渡部君もへとへとになるまで歌い尽くしたところで、会はお開きとなった次第です。 完全燃焼して電車で帰る体力も尽き、その夜はタクシーで帰途についた次第であります(汗) 打ち上げも含めここまで、みんなよく頑張りました。 この春休み期間内には、10号館への研究室移転という研究室開闢以来の一大事業がありますが、みんなで力を合わせて乗り切りましょう。 無事に乗り切った暁には、またみんなで盛大に乾杯しましょう!










(2019年2月12日記)

うれしい訪問者!

1月25日、剣道部OBの由利宗大君(渋谷眞人研@メディア画像学科2015年卒/写真右)が研究室を訪ねてくれました。 由利君から剣道部OBのLINEに招待してもらったところ、たまたま仕事休みを厚木近郊で過ごしていた剣道部のレジェントこと河崎真之君(渋谷眞人研@光情報メディア学科2007年卒/写真左)がすぐに反応してくれ、 研究室に駆けつけてくれました。その後もLINEにはOBたちから続々と反応があり、多くの剣道部OBたちと再びつながることができたというのは、なんとすばらしいことでしょう! そういえば、年末には剣道部OBの増子佳佑君(松本利彦研@生命環境化学科2014年卒)がひょっこり研究室に顔を出してくれたり、 また年の瀬には、剣道部創部メンバーの牧野慎一郎君、小林寛章君、伊藤誉英君、細田直樹君(ともにメディア画像学科2008年卒)らが銀座に招待してくれました(銀座で飲むなんて、みんな大人!)。 教員にとって、卒業生の元気な姿を目にできることほどうれしいことはありません。「教員冥利に尽きる」とでも言いましょうか、先生というのは、それが何よりうれしいものなのですよ。 河崎君が「近い将来、長期の在米勤務になるかもしれない」とのことですし、また河崎君も由利君も口々に「剣道やりたい!」と言っていたので、今年は当面「河崎君の壮行稽古会&OB会を盛大に行う」を剣道部OB会の目標にしたいと思います! 他のOBたちも、大学の近くに来たときは気軽に研究室に顔を出してください。たのしみに、待ってます!

(2019年2月1日記)

3年生PJ実験ポスター発表会

昨日、電子機械学科3年生の後期必修実験科目「PJ実験」のポスター発表会が行われました。 昨年末に行った口頭発表の内容に補足事項を加えてポスターに仕上げるのは、年始をはさんでいたのでスケジュール的にはタイトでなかなか大変だっだと思いますが、よくがんばってくれました。 来週の配属説明会を終えて、研究室に少し時間的余裕ができたら(?)、またみんなで打ち上げに行きましょう! まずはお疲れさまでした。






(2019年1月10日記)

大掃除&研究室納め

本日、年明けの発表会のポスター作りに来ていた3年生にも手伝ってもらい研究室の大掃除をしました。 大掃除のあとは、天気もよかったのでお散歩がてらにみんなで大学近くの昌華楼に行って、本年のホイコーロー納めをしてきました。 また、来年もみんなで一緒にがんばりましょう。それでは、よいお年を!






(2018年12月27日記)

3年生PJ実験発表会&忘年会

昨日、電子機械学科3年生の後期必修実験科目「PJ実験」の口頭発表会が行われました。 当研究室の3年生は、「プラズマペンの製作と大気圧プラズマジェットの発光分光計測」についてPJ実験の成果報告をしてくれました。 発表練習では十分にお相手できませんでしたが、時間ぴったりによく発表できたと思います。 年明けのポスター発表会もその調子でがんばってください! 年内に予定されていた院生、4年生、3年生、各学年の研究報告会がすべて無事に終えられたのと、卒業生の正路君と4年生の平井君の内定のお祝いも兼ね、 発表会のあとは研究室で本厚木駅前に繰り出し、「おかって家」にて忘年会を盛大に行いました。二次会は3年生からの熱いリクエストにお応えし、終電ぎりぎりまでのカラオケ大会となりました。 みんなむつかしい曲をよく歌えるものだと感心しつつ、知らない曲、沁みる曲を沢山聴かせて頂き、なんだか右脳が活性化したような気がします! 「新年会も」という話で盛り上がっているので、ぜひまた行きましょう! 院生、4年生、3年生、みなそれぞれによくがんばりました。1年間、お疲れさまでした。





(2018年12月20日記)

修士1年生中間発表会

本日、大学院電子情報工学専攻修士1年生の中間発表会が行われました。 当研究室の西田君が、変調パルス(MPP)高圧電源による遅延増幅放電で誘起される大電力インパルスマグネトロンスパッタ(HiPIMS)(これまで冠していた高出力パルスマグネトロンスパッタ(HPPMS)でないところに、ぜひご注目を!) に関する 最新の研究成果について中間報告をしてくれました。 ここのところ立て続けに当研究室では新しい研究結果に恵まれていますが、 それもこれも研究室の若頭として西田君が中心的役割を担ってくれているお陰であります。 もうすぐ今年も終わりますが、若頭としての1年間、本当にお疲れさまでした。 来年も、よろしくお願いいたします!



(2018年12月15日記)

2018後期・卒研中間発表会

昨日、電子機械学科4年生「卒業研究」の後期中間発表会が行われました。 当研究室の平井君と中込君が、高出力パルスマグネトロンスパッタの遅延増幅放電特性およびパルス・マネジメントに関する研究室の最新データについて中間報告してくれました。 お二人にとっては、来春の応物発表へ向けて十分なたたき台になったでしょうか?! なお、今回のおつかれさま会は、日を改めて、PJ発表会の打ち上げ、研究室OB正路君の内定祝いおよび忘年会など、 もろもろ兼ねて、来月盛大に行うことにしましょう! まずは、平井君、中込君、お疲れさまでした。



(2018年11月28日記)

M1西田君、東北大で武者修行!

修士課程1年生の西田君が先週1週間、 東北大学大学院理学研究科の美齊津先生の研究室に滞在して研究研修を受けさせて頂きました。 次年度、自身の修士論文をまとめるにあたり必要となる質量分析装置やレーザーイオン化技術など、 扱い方やノウハウについて事前に見聞し、自分にとって未知のスキルについてイメージを持っておくことは、 研究を進める上でとても大切なことです。 加えて、美齊津研スパッタグループの院生・学部生さんたちとの交流を通じ、 高出力パルスマグネトロンスパッタついて互いに情報交換をさせて頂く機会を得たことも、大変有意義であったと思います。 また、夜の部では、一週間、随分と美味しい思いさせてもらっていたようです(汗) 大下先生、学振研究員の奥津博士、美齊津先生に代わる代わる仙台の美味しい処に連れて行ってもらったようです! 日本酒好きの西田君的には、宮城地酒という新たな研究対象を得ることができたのかもしれません(笑) 土曜日には、自分自身もスパッタ装置の移設作業のため西田君、塚本潟Aヤボ社長らと美齊津研で合流させて頂き、 夜の打ち上げで牛タンを堪能しつつも、西田君お気に入りの「乾坤一」(宮城県村田町)をひと口なめさせて頂きました。 宮城地酒「一ノ蔵」、「浦霞」は自分も知っていましたが、はじめて飲んだ「乾坤一」は、 なるほどすっきりとした飲み口の美酒でございました。閑話休題。 美齊津先生、大下先生、奥津さん、お忙しい中、貴重な時間を割いて西田君にご対応頂きましたこと、 厚く御礼申しあげます。西田君の今後の成長と活躍を、どうぞ仙台から見守ってやってください!





(2018年11月19日記)

プラズマ・ペンの製作成功!@PJ実験3年生

昨日のPJ実験で、 3年生が大気圧プラズマジェット(研究室内呼称「プラズマ・ペン」)の点火に成功! お見事! 「学ぶ」は「真似ぶ(真似る)」から始まりますが、実際に何かを作ってみると簡単に思われたものでも、 なかなか思うようにはいかないことが多いものです。しかしそれが、モノづくりの難しさであり、また楽しみでもあります。 このPJ実験では、3年生自らでプラズマ・ペンの製作に必要となる物品や材料の調達や発注を行ってもらうことで、 準備段階を含むモノづくりを経験してもらっています。 プラズマ・ペンの製作を通じて、モノづくりの難しさや創意工夫の楽しさ、成功の喜びを知ってもらえればと思っています。
研究対象としての大気圧プラズマジェットは、予算500円ぐらいで製作できる簡便なワンコイン・デバイスですが、 医学(がん治療など)やプラズマ・バイオテクノロジー、表面改質技術など、現在、その応用面が多岐にわたって注目されています。 われわれのPJ実験もプラズマ点火に成功したので、 いよいよ来週からは次のステージとしてプラズマ分光計測へと駒を進めていくことにしましょう!


(2018年11月15日記)

研究室で3年生の歓迎会へ@本厚木駅前

PJ実験で研究室配属された3年生の歓迎会を本厚木駅前で行いました。一次会は「鳥メロ」で行いました。 今年の3年生たちはけっこう飲める口で、今後が楽しみ! 二次会はボーリング大会。3年生チームと4年生・院生・先生チームに分かれての真剣勝負!  序盤はいい勝負してたのに、結局、3年生チームに総合点で200点の大差をつけられ、4年生・院生・先生チームの惨敗。 若いってすごい! なにせ、手加減なしの6ゲーム連投です。よって只今、全身筋肉痛中・・・。 次回は、勝つぞ!




(2018年11月8日記)

芸術学部映像・矢島先生のお手伝い

一昨日、昨日と、2016年の科学技術映画祭で内閣総理大臣賞を受賞した映画『紅』 の卒業制作を指導された本学芸術学部映像学科の矢島仁先生が 当研究室に来られていました。矢島先生は現在、工芸大「色の国際科学芸術研究センター」通称col.lab(カラボ)プロジェクトで、 ベニバナから伝統的な精製方法で抽出される口紅の原料「紅」の発色の美しさの謎に科学的に迫ろうとしています。 江戸時代には、花柳界の華を極めた花魁が高額な紅を贅沢に唇にさすことができたようです。 鮮度のよい紅でさした口紅は「笹紅」と呼ばれ、金属光沢をともなう緑色(写真下の中央部分)を呈し、 その色艶は花魁の富と名声を象徴し、庶民の羨望の的となっていたようです。 マエストロ矢島先生は、「古くなった紅は、決して笹紅色を呈さず、その表面は単に紅い!」と語ります。 「その原因を突き止めるべく、紅膜の正反射スぺクトルを測定したい!」という矢島先生の熱い想いに応えるため、 微力ながら今回お手伝いさせて頂く、とういうことになった次第です。 矢島先生、時間のあるときにお手伝いしますので、またチャレンジしましょう!

※映画『紅』(DVDは写真上)、「紅の科学」に興味ある方は、矢島先生に問い合わせてみてはいががでしょう! 矢島先生の連絡先:yajima[at]img.t-kougei.ac.jp([at]は@です)



(2018年11月1日記)

新メンバー!@3年生研究室配属

電子機械学科3年生の後期必修実験科目「電子機械実験U」(通称:プロジェクト実験/PJ実験)で、 本日より当研究室に5名の新メンバーをお迎えしました。 みんなで仲良く、たのしくプラズマを基礎から勉強しましょう! まずはPJ実験の後期半年間を、どうぞよろしく!


(2018年10月3日記)

新あいち創造開発研究P 第5回中間報告会

応用物理学会(名古屋国際会議場)での研究発表の翌日、愛知県安城市にある潟Aヤボにお伺いして、 新あいち創造開発補助金共同研究プロジェクトの第5回中間報告会で研究経過の報告をさせて頂いてきました。 お昼には、塚本社長曰く“移動度のモデル実験”と称する流しそうめんが振舞われました。 そうめんのもつれ(クラスタリング)による形状と移動度に対する考察やいかに!?
中間報告会のあとは、安城市のお隣の岡崎市にある分子科学研究所に立ち寄り、 冨宅先生の実験室でレーザーパワーメーターの較正測定をさせて頂きました。 短い出張であったにも関わらず、尾張と三河にまたがり応物(名古屋市)、潟Aヤボ(安城市)、分子研(岡崎市)と、 フルに時間を有効活用させて頂きました。ご協力いた頂きました皆様に御礼申しあげます。





(2018年9月28日記)

応用物理学会2018秋季年会@名古屋国際会議場

応用物理学会秋季年会三日目の9月20日(木)に、西田君、平井君、中込君らがポスター研究発表しました。 ポスターセッションの2時間あまり、他大学の多くの先生方、院生さんが発表を聞きに来て下さり、大変有意義な議論をさせて頂きました。 頂いた有意義なコメントを拠りどころとし、次のステップに向けて研究を詰めていきたいと考えています。初めて学会発表した平井君、中込君にはいろいろな意味でいい勉強になったと思います。 写真は下から、前日到着した三河安城駅前での潟Aヤボの戸名さんを交えての夕食会、名古屋国際会議場エントランス、お昼にきしめんを食べに行った熱田神宮でのおみくじ大会、 ポスター発表の風景、発表会場に駆けつけてくれた西宮先生、潟Aヤボの塚本社長とともに、です。

20p-PA5-9 :「高出力パルスマグネトロンスパッタにより生成するプラズマ発光種の励起温度」(発表者:西田)
20p-PA5-10:「変調パルス方式による高出力パルスマグネトロンスパッタのパルス設計とプラズマ分光計測」(発表者:中込・平井)




(2018年9月25日記)

第12回分子科学討論会@福岡国際会議場で研究発表

分子科学討論会二日目の9月11日(火)にポスター研究発表してきました。本討論会での参加発表は、実に9年ぶりでした。日本各地の大学や海外から分子科学を先導し、 代表する先生方および研究室が集まるだけあって、さすがに討論会の活気熱気は今も健在でした。 写真は討論会会場で再会した岡崎の同期3人組みです。 左から六車千鶴先生(現中京大国際教養学部教授)、私、そして現在共同研究でお世話になっている塚本恵三社長(潟Aヤボ)です。再会していろいろな話題でついつい話が盛り上がってしまいました。 そんなこんなで、いろいろな意味で今回の出張もまた有意義でした。福岡よいとこ。味よし、街よし、人もよし。三拍子揃った福岡にまた行きたいな!

2P005:「高出力パルスマグネトロンスパッタにより生成するプラズマ発光の分光計測」

(2018年9月15日記)

学術研究インターンシップ2018

8月22日から24日の3日間、東京都立中等教育学校の4年生(高校1年生)2名が、当研究室の学術研究インターンシップに参加してくれました。 『物理現象とランダム性』というテーマのもと、 1日目は、情報数理統計の初歩と1Dランダムウォークについて学び、2日目は1Dランダムウォークの2Dへの拡張としてブラウン運動を題材に取り上げて学びました。粒径の異なる微粒子(花粉(夏の草花の花粉ではブラウン運動が見えませんでした!)>“フレッシュな”牛乳の微小脂肪球> ポスターカラーの顔料微粒子)を2次元運動に閉じ込めるための微小ギャップセルを自作してもらい、光学顕微鏡を用いてブラウン運動の観察実験を行いました。 3日目は擬似乱数を用いた数値実験によってブラウン運動特有のランダムな軌跡の再現シミュレーションを行うとともに、乱数の応用例としてモンテカルロ法について学び、超越数の円周率πとネピア数eの近似値を求めてみました。 参加してくれた2名の女子高校生がとても熱心に取り組んでくれて、自分自身も大変勉強になりました。学術研究インターンシップを行うことで、研究室一同、有意義で楽しい夏休みの3日間を過ごさせて頂きました。 理系を目指しているというお二人が、将来どのようなすばらしい“リケジョ”となってくれるのか、とても楽しみです。がんばってください! また、研究室に遊びに来てください!

(2018年8月27日記)

MS2ドッキング計画完遂!

この夏の8月6日から8日、この10年間でもっともハードな3日間を過ごさせて頂きました!
1日目:大学院生西田君とともに朝一で本厚木駅前から2tトラックロング・パワーゲート付きに乗り込み、新東名自動車道を一路三河へ下る。 午後、岡崎市にある分子研に到着。現在、分子研を拠点に研究されている恩師・富宅喜代一先生(現豊田理研フェロー・神戸大名誉教授)からお借りする装置の搬出準備。 続いて、安城市にある共同研究先企業潟Aヤボさんへとトラックを走らせ、質量分析計および関連機器等の搬入。 夜は、三河安城駅前『しゃもじや』にて打ち上げ。美味なる地まめ(落花生)の塩ゆでを堪能しつつ、乾杯!
2日目:再び分子研へ。朝一でトラックへ移設装置の搬入。午前中、西田君は放射光実験施設UVSORおよび富宅先生が世界に先駆けて開発する分子線NMR装置を見学。台風の接近が気になるため、午後一番で帰途につく。 途中、新東名で視界最悪のどしゃ降りの雨に閉口するも、助手席の西田君は2日間の疲れからなのか、肝が据わっているのか、すやすやと気持ちよさげに午睡。静岡を過ぎる頃には、雨も上がり、夕方には予定通り大学に帰還。 到着するも間髪入れずに、パワーゲートで荷を降ろし、研究室で待機してくれていた平井君、中込君の加勢により一気に研究室へと搬入。 2日間お世話になった2tトラックをレンタカー屋さんに予定時間内に戻し、2日間580kmの過酷な行程を無事に乗り切れたことを感謝! 夜は、翌日の作業に駆けつけてくれた潟Aヤボの戸名さん、山本さんらと實方研メンバーが本厚木駅前で合流。山本さんのご要望により『酔笑苑』にて、2日間の無事に乾杯!
3日目:関東への台風接近が気になる中、朝一からレーザー設備の搬入作業。レーザー搬入の時間帯に逆さ神風が吹き、風雨の影響もほとんどなく無事に搬入。それと同時に、戸名さん、山本さんチームとうちの学生たちによる質量分析計の組み上げ、立ち上げ作業の開始。 足りない物資を調達しつつの作業で、結局、戸名さん、山本さんには本厚木に一泊追加して頂いてしまいました。
この3日間で、質量分析計とレーザー設備の移設、およびマグネトロンスパッタ(MS)装置とリフレクトロン型質量分析計(MS)のドッキング作業が無事に済みましたこと、ご協力頂いた豊田理研の富宅先生、潟Aヤボの塚本社長、戸名さん、山本さん、そして東北大の美齊津先生、大下先生、そして實方研究室の院生、卒研生に感謝いたします。 ありがとうございました。今後も、まだまだいろいろとお世話になりますが、よろしくお願いいたします。



(2018年8月27日記)

清水先生&ステファノス先生@研究室訪問!

7月19日に、HiPIMSの研究を国内外で牽引される首都大の清水徹英先生と ベルギーMons大学CHIPS(Chimie des Interactions Plasma-Surfaces)のS. Konstantinidis先生 (親しみをこめてファーストネームでステファノス先生と呼ばせて頂いています!)が研究室を見学に来てくださいました。 ステファノス先生からはHiPIMSによるプラズマ・プロセッシングを用いた最先端の微細材料工学のショートレクチャーを、 清水先生からはDOMS(新しいHiPIMSの方式のひとつ)の紹介とともにカーボン系へ適用した最新の研究結果についてショートレクチャーをして頂き、 研究室一同で有難く拝聴させて頂いた次第です。 ショートレクチャー、ディスカッション、研究設備紹介のあとは、 大学近くにある私の大好きな中華料理の名店『昌華楼』にて、打ち上げを行いました。 おかみさんがステファノス先生、清水先生を大変お気に入りくださり、「来年もまた皆で、ここに来ようね!」ということに・・・。 最後は、大将とおかみさんを交えて記念撮影をしてお開き、となった次第です。 両先生には、貴重なお時間を長く頂戴しお付き合い頂き、有意義で密度の濃い、楽しい一日を過ごさせて頂き感謝しております。 ありがとうございました。


(2018年7月21日記)

前期卒研中間発表会&内定祝い

7月6日5、6時限目に電子機械学科4年生の前期卒業研究の中間発表会が行われました。 当研究室の平井君と中込君が、無事に中間報告を終えてくれました。 終了後、「お肉が食べたい!」との卒研生たちの要望にお応えし、また中込君の内定祝いを兼ねて厚木名店『酔笑苑』で打ち上げを行いました。 金曜日の晩だというのに、いつでも満席のお店に予約もなしに行ってカウンターにすぐに座れたのは、とてもラッキーでした!

(2018年7月8日記)

祝・新あいち創造開発研究採択

株式会社アヤボ様が代表者として申請していた平成30年度新あいち創造研究開発補助金が採択されたこと、 同社グループリーダーの戸名正英氏より朗報のご連絡を頂きました。昨年度に引き続き今年度も株式会社アヤボ様、 東北大学様には新あいちの共同研究でお世話になります。一日も早くよき研究成果を得られるよう研究室一丸となって頑張りますので、 どうぞよろしくお願いいたします。

(2018年5月22日記)

HiPIMS勉強会に参加させて頂きました

首都大学東京の清水徹英先生にお誘い頂き、ベルギーのモンス大学から来日された S.コンスタンティニディス先生の「総エネルギー流束」に関する講演ならびに成蹊大学中野武雄先生、 清水徹英先生の講演を基調とする勉強会(4月11日@成蹊大学)に参加させて頂きました。 夜は、吉祥寺老舗「いせや総本店」で行われた懇談会にも参加させて頂き、 HiPIMSに関わる産学関係者の方々と交流させて頂きました。 有意義な時間を過ごさせて頂き、ありがとうございました。


(2018年4月13日記)


Top Page & What's New 2017

西田君、応用物理学会2018春季年会で研究発表

4月から修士課程に進学する西田君が、 3月17日(土)に応用物理学会(西早稲田キャンパス)で口頭発表しました。

17p-C204-6:「高出力パルスマグネトロンスパッタにより生成するプラズマ発光の放電モード特性および放電電力特性」

(2018年3月26日記)

新あいち創造研究の報告会

今年度参加させて頂いた共同研究の報告会で東北大学理学研究科の美齊津文典 先生、 株式会社アヤボの塚本恵三 社長、同社グループリーダーの戸名正英 博士が研究室に来られました。
夜は、卒研発表会の打ち上げと新四年生の歓迎会を兼ねて、 アド街ック天国でもよく紹介されるB級グルメの街・本厚木の名店「酔笑苑」で打ち上げをしました。

(2018年3月9日記)

ようこそ、応用分光学研究室へ!

徳川陽子先生、川畑州一先生の時代より長く親しまれた物理研究室が2017年度を持って閉室し、 2018年度より名称変更し下記のとおり新しい研究室名を冠することとなります。
〔基礎教育研究センター所属〕
物理研究室→(変更)→応用分光学研究室

これに併せて、2015年度より兼担している電子機械学科所属の研究室名も統一変更となります。
〔電子機械学科所属〕
量子情報科学研究室→(変更)→応用分光学研究室

(2018年3月3日記)

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