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卒アル贈ることば2021

ご卒業、おめでとうございます!

今年は、報告書作成、作図・作表等において「書式(フォーマット)」の意識、あるいはフォーマットを守ることの大切さについて、しばしばお話してきました。フォーマットを「形(かた)」という和語で捉えると、どのようなことが垣間見えてくるのか、この機会を最後に2021年度卒業研究の補足をさせて頂こうと思います。
日本には、茶道、書道、華道、香道、柔道、剣道、弓道、空手道、合気道、居合道、薙刀道等々、数多くの「〇〇道」と銘打たれた技芸事の伝統文化があります。これらは、すべからく「形」から入り、自在無碍なる「心」を得るに至る過程を経て、技を極めて行きます。なぜ「形」から入るのかといえば、自分(の癖)を徹底的に取り去る「形」稽古の先にしか、本来の(個性を発揮しうる)自分は開かれることはない、ということだからです(癖≠個性に、くれぐれもご注意)。卒業後、皆さんが就業して日々行う仕事もまたしかり。「仕事道」といういい方があるように仕事の極意もまた、「形」の修得過程(守)から入り、「形」を修得した先に個性ある企画を期待される「形」破りの過程(破)が来て、そして様々な経験を経たのち最後に仕事を意のまま行うことのできる熟練の過程(離)に至ります。皆さんには、この守・破・離の道程を意識して、仕事道に邁進して欲しいと願っています。まずは会社のよき先輩の教えに従い、社会人として仕事の「形(流儀・形式・約束事)」をしっかりと身に着けてください。「形」を、単に「形」苦しいとしか思えないうちは社会人としては「形」無しで、まだ「形」のもつ本当の凄さに気づけていないのですよ。よって、私から伝えるべき2021年度最後の教えは、

まずは、「形」より始めよ!

ということとさせて頂きます。がんばってください。お元気で。また、お会いしましょう!                 

15時の駄菓子おじさんより

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