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卒アル贈ることば2018

今年は、 私が2018年度内に読み見聞きした中で最も感銘を受けた、 小説家であり劇作家でもある井上ひさしさんの言葉を、 卒業するみなさんにお贈りしたいと思います。

むつかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そして
ゆかいなことはあくまでゆかいに

どうでしょう。最後のあたりがいいでしょ！ 愉快なとき、人は「脱力」（＝リラックス）しています。 古来、武道では生死を分かつシーンでも「脱力」を保てるよう心術（平常心）を学びます。 それは「脱力」こそ、自分の持てる「最大の力」を発揮するための道に通じているからです。 ですので、社会に出るみなさんは、これからどえらい目やどえらい人にあおうとも緊張なんかせず、緊張する自分をも愉快に思って笑えるよう力を「すぅ〜」っと抜いてみてください。 そんなふうに、どんなときでも、どんなことにも愉快に思うこころを保つことができれば、 きっと、これからのみなさんは、「You will be HAPPY！」であること間違いなしです！
ではまたお会いしましょう！　それではお元気で！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　サネカタ☆ユカイより