1.力とは?

 ものを持ち上げたり、移動させたりするには力が必要である。同じ大きさの力でも物体を押す場合と引く場合とでは物体への作用(この場合、物体の移動の方向)は全く違ってくる。このように、力は大きさだけではなく、力の向きも重要な意味を持つ。すなわち、力はベクトル量である。

物体に二つ以上の力が作用する場合、個々の力を平行四辺形の法則に従って足し合わせた結果が物体に作用する正味の力となる。この正味の力を合力という
 力はまた、任意の方向の成分に分解することも出来る。例えば、力FFx+Fy+Fzのように、FxFyFz分力に分けることが出来る。物体に作用する力の合力が0のとき、力は“つり合っているといい、この場合、分力同士もつり合っている

 
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