マラソン完走への道〜ホノルルマラソン、完走するぞぉ〜!!
 テーマ:トレーニング日誌をつけよう!

 マラソンを走りきるには、自分の体力にあった、流れに沿ったトレーニングの積み重ねが欠かせません。慌てず、焦らず、一つ一つ
 トレーニングを積み重ねていくことがホノルルマラソン完走につながります。
 それには、ただ闇雲に行き当たりばったりのトレーニングをしていくより、小さな目標を決めてクリアしていくことが大切です。
 毎月、自分の目標を立てて、達成目指してトレーニングをしてみましょう。そして、日誌にその軌跡を残していくことは、トレーニング
 がうまく進んでいるのか判断する材料になります。
 日誌は自分の進化が見えると共に、順調にトレーニングが進んだ秘密や、あまりうまくいかなかった場合の原因が隠されているか
 もしれません。これからマラソン完走に至る過程をトレーニング日誌につけましょう!

 【お願い】
 トレーニング日誌は、今後の指導の資料とさせていただくために集めます(なお確認後、お返し致します)。何卒ご協力お願い申し
 上げます。なお指導資料以外の目的では使用しませんのでご安心下さい。

 ○トレーニングの大きな流れ(8/27のニューズレターも参考にして下さいね)
  ☆9月:長時間動き続ける。走る距離を伸ばす。
  ☆☆10月:少しでも長く走りこむ。
  ☆☆☆11月:レースペースを慣れる。
  ☆☆☆☆12月:調子を整える
  ☆☆☆☆☆ホノルルマラソン!!

 ○流れに沿って目標を決めよう
 大きな目標:(              )
 9月の目標:(              )

 −−9月の目標−− 例えば・・・
 ・週末にはLSDをやる!(トレーニングの定着とメリハリを目指す方)
 ・月末には20km走れるようになるゾ!
 (今の最長距離が
10kmの方など。12km15km17km15km20km!というように月末に向けて
  少しずつ伸ばしましょう。)

 ・9月の月間走行目標距離は○km!LSDが定着してきた方など。ちょっと上級者向き)
 ☆あくまでも『例えば』ですので、各人のトレーニング状況、レベル、生活環境にあった無理のない目標を考えてくださいね。

 ストレッチ
 ストレッチにはいろいろな種類がありますが、今回は”一人”でできて”反動をつけない”ストレッチをご紹介します。

 ○ストレッチの目的
 @ケガ予防!
 筋肉は疲れた状態になると筋肉は硬くなります。硬くなくなると、着地衝撃を吸収できなくなったり、腱や骨への付着部に負担がかか
 り、炎症をおこすなどトラブルが起きやすくなります(例.アキレス腱炎・足底筋膜炎)。疲れて筋肉が硬くなることはどうしようもでき
 ませんが、事前に筋肉の弾性を取り戻しておくことで、その対応範囲は拡げることができます。

 A柔軟性UP!
 筋肉が柔らかくなると、関節の動く範囲(可動域)が拡がります。可動域が大きいと、力を発揮しやすくなります。筋繊維のなかには
 大脳と通じるセンサーがあり、筋の柔軟性が獲得されるほど、スムースな動きやバランス能力を獲得できると言われています。

 B疲労軽減!
 疲労物質が蓄積すると筋肉内の浸透圧が高まり、一種の「むくんだ」状態となり、筋肉が硬くなる「コリ」や「ハリ」につながります。
 筋肉にはポンプ作用があり、筋の収縮−弛緩−伸張(ストレッチ)を繰り返すことで血液の循環をよくします。血流が良くなると、酸
 素の取り込みが促進され、疲労物質も除去しやすくなり、「コリ」を軽減できると考えられています。

 Cリラクゼーション!
 ストレッチをすると脳内ホルモン“エンドロフィン”が分泌されて、筋肉痛で高揚している神経を鎮静化させ、心身のリラックスを獲得
 するなど脳の疲労に対しても効果的と言われています。

 ☆ストレッチを行うときの注意点☆
 ・強さ:呼吸を止めなければならないほどでは強すぎです。筋肉が伸ばされていることが実感でき、通常の呼吸が保てる程度の痛
  さが適当です。
 ・時間:反動をつけずにゆっくり伸ばします。最大限に伸ばした姿勢を10〜20秒くらい保持します。
 ・頻度:1回のストレッチの効果の持続は1〜2時間程度といわれています。毎日繰り返し行い、継続することが大切です。また、体
  が温まっている時のほうが効果的といわれています。ウォーキングなど軽く動いた後や入浴後に行うことをお勧めします。

 ☆よくある勘違い☆
 「筋肉の柔軟性がある」と「関節が緩い」は異なります。関節が緩いと可動域は拡すぎて関節の安定性が乏しくなり、関節内の軟骨や
 靭帯に過剰な負担がかかります。反り膝・反り腰・足関節の捻挫癖のある方はストレッチよりも筋力トレーニングやフォームチェックを
 優先することをお勧めします。

 ☆ストレッチの方法(例)☆
 具体的なストレッチをいくつかご紹介します。いずれもランナーのケガとして頻繁にみられる部位を対象としたものです。いつもされてい
 るストレッチに+αで行っていただければと思います。

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