ランニング前後の間食・食事


 今回はランニング前後の間食や食事についてです。トレーニングに欠かせない3本柱である『運動・栄養・休養』のうちの『栄養』の一部分です。
ランニング前の間食・・・オレンジジュースやバナナ、スポーツドリンク、小さめのおにぎり、ゼリー飲料などの栄養補助食品など。
 朝練習や仕事終了後など、空腹で力が出ないような時はちょっとだけ間食をしてから走りましょう。また、朝走る時は水分だけでも摂ってから出かけましょう。

POINT1
運動中は筋肉により多くの血液を回すので胃腸に回る血液の量は少なくなります。飲み物やゼリーのような、胃腸に負担のかけないものにしましょう。

POINT2
血糖値が上がるとインスリンという血糖値を下げるホルモンが分泌されます。インスリンは脂肪の燃焼を妨げて血糖を先にエネルギーとして使わせます。ごはんや果物のような、血糖の上昇が緩やかな物を食べるようにしましょう。
ランニング後の間食・・・おにぎり、パン、牛乳、スポーツドリンクなど。
POINT
走った直後から身体の修復は始まっています。ランニング後に食事まで時間がある場合、少しだけでも口に入れておきましょう。特にたくさん走った時には、走って使った糖質や修復の材料であるタンパク質を補給しましょう。水分補給も忘れずに!
ランニング後の食事・・・肉、魚などのタンパク質、ご飯などの糖質、野菜もたっぷり!
 ランニングをした日の食事はしっかり食べましょう。夕食が夜遅くなる時は、一工夫を。全く食べないと材料が不足して体の修復ができないので、せっかくの練習が疲れとして残ってしまいます。

POINT1
肉や魚、卵、豆類に多く含まれるタンパク質は身体修復の材料です。夕食が夜遅くなる場合は鶏ささみや納豆、卵のような低脂肪で消化の良いものを。

POINT2
ご飯、パン、パスタ、麺類に多く含まれる糖質はエネルギー源です。最低でもご飯茶碗1杯程度は毎食後とに食べましょう。

POINT3
野菜や果物にはビタミンやミネラルがたっぷり含まれています。貧血予防や体調維持に。元気に走り続けるためには欠かせません。