この授業では、各自が課題を解いて理解を確認する演習も一緒に行う. 授業の進め方は毎時間の前半で解説を行い、後半で各自が問題を解くとい う形で行う.解説の後、課題を与えるので、自分で教科書を参照しながら 解いていく.教科書を読んでみても、理解できない事項があれば教員に 質問すること.個別に説明を行い、課題のヒントを与える.
成績評価の方法
授業への参加状況に応じて2割の平常点を評価する.中間試験3割、期末 試験5割の配点で評価する.合計で6割以上を合格とする.平常点などの
詳細については、最初の授業で説明する.
中間試験(30点満点)で20点未満の場合、学習支援センターで課題に取 り組む.再度中間試験を行うので受験すること.これで20点以上とれば、 中間試験の成績を20点に修正する.20点未満の場合、よいほうの点数を
中間試験の成績とする.
授業のスケジュールと達成目標
以下に明示してある項目が授業で取り上げる内容である.
1.関数と極限
関数とは何かわかる.関数の極限がわかる.
2.指数関数
指数関数の性質がわかる.極限値 e の性質がわかる.
3.対数関数
対数関数の性質がわかる.
4.弧度法と三角関数
弧度法が使える.加法定理が応用できる.
5. <中間試験>
以上の1から4までの範囲で中間試験を行う.
6.微分法の公式(1)
微分係数が何かわかる.和・差・定数倍・積の微分ができる.
7.微分法の公式(2)
合成関数の微分ができる.
8.微分法の公式(3)
逆数・商の微分ができる.
9.指数関数と対数関数の微分法
関数 ex, log x の導関数がわかる.
10.三角関数の微分法
三角関数sin x , cos x , tan x の導関数が計算できる.
11.微分法の公式(4)
パラメーター表示の関数の微分ができる.
12.簡単な関数の不定積分
原始関数とは何か理解できる.簡単な関数の不定積分が求められる.
13.置換積分法 (1)
置換積分法をどんな場合に用いるか自力で判断し、実行できる.
14.置換積分法(2)
一般の変換の置換積分ができる.
15.まとめと期末試験.
期末試験の範囲は以上の項目すべてとなる.