英語研究室 水木慶子    




 担当科目 英語IA・IB、英語III・IV、実用英語IA・IB、他

 英語IA・IB
 一年次のReadingのクラスです。なかなか、長文を読みこなすのは大変ですね。このクラスではただ文字のみを追うのではなく、CALLラボでビデオ教材を使って映像と音声の助けも借りながら、まとまった内容のある文章を読む練習をしていきます。

 英語III・IV
 一年次のGrammar/Writingのクラスです。文法というと、苦手、嫌い、つまらないという人も多いと思いますが、でも、英語を話すにしろ、書くにしろ、ある程度の文法は必要ですよね。ここでは、CALLラボで副教材のソフトも併用しながら、文法を復習しつつ少しずつ英文を書く力を伸ばしていきます。

 実用英語IA・IB
 どちらもCALLラボでの授業。実用英語 IAでは、海外旅行に行った時に遭遇しそうなトラブル(飛行機に乗り遅れた、お財布をなくしちゃったなど)で役に立つ表現を中心に、 IBでは、海外で生活する時に必要な表現(自己紹介の仕方、電話のかけ方など)を練習して、学生の皆さんに実演してもらいます。なかなかの熱演も見られますよ。

 研究
 19世紀中頃のアメリカ文学の研究(特に、「白鯨」を書いたメルヴィル)の研究をしています。今から150年も前の文学ですが、読んでみると、現代にも通じるアメリカ的精神の源流が脈々と流れているのがよく分かります。1997年から1998年にかけては、幸運にも工学部の特別教員研修を利用してボストン大学で研究する機会に恵まれました。その頃から、19世紀中頃に隆盛 を極めた風景画派、ハドソンリバー派の風景画と(メルヴィルをも含めた)同時代の文学との関係に大変興味を抱くようになり、現在もその研究を続けています。

 主な論文
 1.「メルヴィルの『エンカンタダス』における自我の風景」東京工芸大学工学部紀要,VOL17,NO2,pp.44-56, 1995年1月 
 2."A Report: Some Thoughts on Observing ESL Classes at Boston University"
 東京工芸大学工学部紀要,VOL21,NO2,pp.29-38, 1999年1月
 3.「The Catskillsと19世紀アメリカ人の礼拝」東京工芸大学工学部紀要,VOL23,NO2,pp.58-73, 2001年1月